多治見市議会 > 2022-03-02 >
03月02日-02号

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  1. 多治見市議会 2022-03-02
    03月02日-02号


    取得元: 多治見市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-12-31
    令和 4年  3月 定例会(第1回)議事日程 令和4年3月2日(水曜日)午前10時開議 第1 会議録署名議員の指名 第2 事件の訂正について(議第9号 多治見市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正するについて) 第3 報第1号 専決処分の報告について 第4 報第2号 専決処分の報告について 第5 承第1号 専決処分の承認を求めるについて 第6 議第1号 多治見市是正請求手続条例の一部を改正するについて 第7 議第2号 多治見市個人情報保護条例の一部を改正するについて 第8 議第3号 多治見市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正するについて 第9 議第4号 多治見市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部を改正するについて 第10 議第5号 多治見市手数料条例の一部を改正するについて 第11 議第6号 多治見市国民健康保険条例の一部を改正するについて 第12 議第7号 多治見市法定外公共物管理条例及び多治見市準用河川流水占用料等徴収条例の一部を改正するについて 第13 議第8号 多治見市営住宅管理条例の一部を改正するについて 第14 議第9号 多治見市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正するについて 第15 議第10号 多治見市下水道条例の一部を改正するについて 第16 議第11号 令和3年度多治見市一般会計補正予算(第10号) 第17 議第12号 令和3年度多治見市南姫財産区事業特別会計補正予算(第1号) 第18 議第13号 令和3年度多治見市土地取得事業特別会計補正予算(第1号) 第19 議第14号 令和3年度多治見市駐車場事業特別会計補正予算(第1号) 第20 議第15号 令和3年度多治見市国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号) 第21 議第16号 令和3年度多治見市介護保険事業特別会計補正予算(第3号) 第22 議第17号 令和3年度多治見市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号) 第23 議第18号 令和3年度多治見市下水道事業会計補正予算(第2号) 第24 議第19号 令和3年度多治見市病院事業会計補正予算(第2号) 第25 議第20号 令和4年度多治見市一般会計予算 第26 議第21号 令和4年度多治見市南姫財産区事業特別会計予算 第27 議第22号 令和4年度多治見市土地取得事業特別会計予算 第28 議第23号 令和4年度多治見市駐車場事業特別会計予算 第29 議第24号 令和4年度多治見市営住宅敷金等特別会計予算 第30 議第25号 令和4年度多治見市国民健康保険事業特別会計予算 第31 議第26号 令和4年度多治見市介護保険事業特別会計予算 第32 議第27号 令和4年度多治見市後期高齢者医療特別会計予算 第33 議第28号 令和4年度多治見市水道事業会計予算 第34 議第29号 令和4年度多治見市下水道事業会計予算 第35 議第30号 令和4年度多治見市農業集落排水事業会計予算 第36 議第31号 令和4年度多治見市病院事業会計予算 第37 議第32号 工事請負契約の締結について 第38 議第33号 工事請負契約の締結について 第39 議第34号 工事請負契約の締結について 第40 議第35号 工事請負契約の締結について 第41 議第36号 工事請負契約の締結について 第42 議第37号 市政監察契約の締結について 第43 議第41号 市道路線の廃止及び認定について 第44 議第42号 市道路線の廃止及び認定について 第45 議第43号 市道路線の廃止及び認定について 第46 議第44号 市道路線の廃止及び認定について 第47 議第45号 市道路線の廃止及び認定について 第48 議第46号 市道路線の廃止及び認定について 第49 議第47号 市道路線の廃止及び認定について 第50 議第48号 市道路線の廃止及び認定について 第51 議第49号 市道路線の廃止及び認定について 第52 議第50号 市道路線の認定について 第53 議第51号 市道路線の認定について 第54 議第52号 市道路線の認定について 第55 議第53号 市道路線の認定について 第56 議第54号 市道路線の認定について 第57 議第55号 市道路線の認定について 第58 議第56号 市道路線の認定について 第59 休会期間の決定    (第2 提案説明~表決、第3及び第4 質疑、第5から第58まで 質疑~委員会付託)     -------------------------本日の会議に付した事件 議事日程のとおり     -------------------------出席議員(20名)         1番    山田 徹君         2番    片山竜美君         3番    玉置真一君         4番    城處裕二君         5番    奥村孝宏君         6番    吉田企貴君         7番    佐藤信行君         8番    渡部 昇君         9番    寺島芳枝君        10番    古庄修一君        11番    柴田雅也君        13番    若尾敏之君        14番    三輪寿子君        15番    若林正人君        16番    林 美行君        17番    加藤元司君        18番    仙石三喜男君        19番    井上あけみ君        20番    石田浩司君        21番    嶋内九一君     -------------------------説明のため出席した者の職氏名        市長         古川雅典君        副市長        佐藤喜好君        教育長        渡辺哲郎君        副教育長       高橋光弘君        企画部長       仙石浩之君        総務部長       富田明憲君        福祉部長       鈴木良平君        市民健康部長     澤田誠代君        経済部長       長江信行君        環境文化部長     若尾浩好君        都市計画部長     細野道仲君        建設部長       知原賢治君        水道部長       村瀬正一君        消防長        加藤 繁君        会計管理者      藤井 憲君        監査委員事務局長        併選挙管理委員会書記長                   加藤泰治君     -------------------------職務のため出席した事務局職員        書記         臼武徹也        書記         虎澤智子        書記         宮地久子        書記         阪野広紀     ------------------------- △開議    午前10時00分開会 ○議長(石田浩司君) これより本日の会議を開きます。     ------------------------- △第1 会議録署名議員の指名 ○議長(石田浩司君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 本日の会議録署名議員は、会議規則第87条の規定により、議長において、3番 玉置真一君、4番 城處裕二君の両君を指名したいと思います。     ------------------------- △第2 事件の訂正について(議第9号 多治見市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正するについて) ○議長(石田浩司君) この際、日程第2、事件の訂正についてを議題といたします。     -------------------------             〔議案掲載省略〕     ------------------------- ○議長(石田浩司君) 本件について、市長の説明を求めます。 市長 古川雅典君。   〔市長 古川雅典君登壇〕 ◎市長(古川雅典君) 去る2月22日に提出いたしました議案について、提案後の事情により訂正をお願いいたします。 議案集1号冊、21ページ、議第9号 多治見市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正するについてでございます。 附則に第3項を加えることとし、このため附則の第2項に所要の文言の修正を行います。 理由は以下のとおりです。 条例の案、いわゆる準則について、議案提案日の2月22日付で国が訂正をし、県から2月24日付で連絡があったものです。条例案、準則と同じ規定とするよう訂正をお願いするものでございます。 ○議長(石田浩司君) お諮りいたします。ただいま議題となっております事件の訂正については、これを承認することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石田浩司君) 御異議なしと認めます。よって、事件の訂正については、これを承認することに決しました。     ------------------------- △第3 報第1号から第58 議第56号まで ○議長(石田浩司君) それでは、日程第3、報第1号から日程第58、議第56号までを一括議題といたします。     -------------------------             〔議案掲載省略〕     ------------------------- ○議長(石田浩司君) これより質疑を行います。 最初に、報第1号 専決処分の報告について質疑はありませんか。 18番 仙石三喜男君。 ◆18番(仙石三喜男君) 今回、ごみ集積場所において集積の三の倉センターの職員の方が集める際に集める場所のフェンスに当たって少し損害金が出たという案件だと思います。 私も三の倉センターに行って、額は小さいのですけれどもどんなところかなということで場所を教えていただいて、坂上町7丁目のその場所を見てまいりましたが、本当に市内の各所で集められる集積場所の1か所だなということで現場を見てきたところでございますが、改めてこんな通常の集積場所でこういうことが起こってしまったわけでございますが、これについて少し状況があれば、まず御説明を頂ければありがたいなと思います。よろしくお願いいたします。 ○議長(石田浩司君) 環境文化部長 若尾浩好君。 ◎環境文化部長(若尾浩好君) 状況を説明させていただきます。 朝の9時半頃です。坂上町7丁目、ごみの収集作業中に発生したものでございます。通常、ごみは大体家のそばとか淵に寄せてあるような形のところなんですけど、そこの横にすぐフェンスがありまして、カラスがごみをあさらないようにカラスネットをかけてあったのですけど、ごみを集積した後、カラスネットを片付けます。そのときにちょっとフェンスを持ってしまって引いたときに右のフェンスの細い部分が取れてしまったというのがありますし、あと左側のフェンスもちょっと体重がかかってそちらの支柱も傾いてしまったということでフェンスと支柱を交換させていただきました。 ○議長(石田浩司君) 18番 仙石三喜男君。 ◆18番(仙石三喜男君) 多分ちょっとしたことで起きた案件だなと思いますが、本市には平成16年4月から施行されております多治見市をごみの散らばっていないきれいなまちにする条例があって、多治見市についてはこのことについては非常に真剣に取り組んでいただいている市だと私も認識をしておりますが、最近見ていますとカラス等々によって集積場所が非常に汚れるという案件があるみたいですし、また、市道の脇に集積日にそこに置かれていましてボリュームが多いときなんかはなかなかすごい量になっているんだなということを散見するわけでございますが、本市としてこういうごみの散らばっていない、そういう多治見市を目指していただいているわけでございますが、こういうごみの集積場所について日頃からチェックとか地域の方に対しての働きかけはどのようにされているのか、もしありましたらお聞かせをいただきたいと思います。 ○議長(石田浩司君) 環境文化部長 若尾浩好君。
    環境文化部長(若尾浩好君) 最近、カラスによる散らかしなどは増えております。できるだけカラスネット、環境課のほうで十分提供しておりますので、そういったものをしっかり活用していただきままして、二重にカラスネットをかけていただくところもあります。そういったことでごみが散らばらないような形でお願いしているところでございます。 ○議長(石田浩司君) ほかに質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕     ------------------------- ○議長(石田浩司君) 次に、報第2号 専決処分の報告について質疑はありませんか。 13番 若尾敏之君。 ◆13番(若尾敏之君) ここは多分、毎朝、私が立っているところではないかなと思うんですが、正直申し上げて抜け道といいますか大変危険なところでございます。すれ違えないぐらいですので、こうすれ違う車がいると必ず止まるという、多分先方が止まっていたんではないかと思うんです。そういったようなこういう事故が起きるということはやっぱりあそこの場所そのものが本来どなたでも事故は起きますけれども、やっぱりちょっと慣れていない方とかそういう方が通るにはふさわしくないんではないかと。前回も、陶都創造館の前で事故がありました。これも内輪差の判断ミスによる事故だと私は思っているんですけれども、やっぱりそういった運転にちょっと慣れていない方については、駅北庁舎に戻るときには大きい踏切を渡るとか、もう少し広い道とかあるものですから、そういった御指導というのはされるのか。あくまでも個人にお任せして通っておられるのか、お聞かせください。 ○議長(石田浩司君) 企画部長 仙石浩之君。 ◎企画部長(仙石浩之君) この案件に限りましては、運転に慣れていないということではなくベテランの職員ではありました。ただ今御指摘のように市内の注意すべき箇所については、つい先日もそれを職員に周知をいたしまして、そこのところは特に注意するようにという注意喚起をしております。ただ御指摘のように、もうこの場所は慣れていない人は通るなまでの指導は現在しておりませんし、いろいろな業務があるものですから、そこまで徹底するのは厳しいかと思っています。繰り返しになりますけれども、注意すべき箇所については何度か職員に注意を喚起して対応していきたいと考えております。 ○議長(石田浩司君) ほかに質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕     ------------------------- ○議長(石田浩司君) 次に、承第1号 専決処分の承認を求めるについて質疑はありませんか。 1番 山田 徹君。 ◆1番(山田徹君) 今回の承第1号は、非課税世帯及び子育て世帯への特別給付金についてなんですが、申請支給における今の申請率はどれほどあるのかということを教えてください。 ○議長(石田浩司君) 企画部長 仙石浩之君。 ◎企画部長(仙石浩之君) まず、家計急変世帯については、これはあくまでも申出があってということですのでちょっと除外いたしまして、当初、非課税世帯等を対象に手続の書類をお送りいたしました。それが返ってきて執行しているのですけれども、現在ちょうど80%ほどとなっております。 ○議長(石田浩司君) 1番 山田 徹君。 ◆1番(山田徹君) この件に関しまして、例えば周知不足による不利益を被るということはなかったでしょうか。 18歳以下の子ども1人当たり5万円の給付とか、ホームページ上でとかいうのもあったと思ったんですが、そういうものの周知不足に対するようなことで不利益を被るというようなことはなかったでしょうか。 ○議長(石田浩司君) 企画部長 仙石浩之君。 ◎企画部長(仙石浩之君) この非課税世帯等に関しましては、当然、非課税世帯というのは税務情報として把握できております。ですから、その該当する方にはこちらから通知を出しておりますので、原則それはないだろうと思います。ただ、物事はどうしても例外的にグレーゾーンといいますか、そういう方にはこれに該当しませんかという念のための通知も出しておりますので、かなり、もうほぼ拾えているのではないかというふうに考えております。 ○議長(石田浩司君) 15番 若林正人君。 ◆15番(若林正人君) 今回この専決、12月27日に説明を受けました。それで2か月たちました。今回、特に繰越明許費の追加、変更、これは多治見市、いつも市長言われます正確さとスピード、どこが欠けてこういう結果になったのか、まず教えてください。 ○議長(石田浩司君) 企画部長 仙石浩之君。 ◎企画部長(仙石浩之君) 申し訳ありません。繰越明許のまでは聞き取れたんですけど、その後、すみません。 ◆15番(若林正人君) 当然、当初の目的より遅れているから繰越明許費が追加になったとなるし、変更になったように感じますが、その辺についてはどのような認識を持たれていますか。 ○議長(石田浩司君) 企画部長 仙石浩之君。 ◎企画部長(仙石浩之君) それは全くの誤解でございます。もともと繰越明許をするという前提で国のほうも予算を組んでおります。それに合わせて我々のほうも繰越明許をしている。要は令和3年度の予算で組んで、でも実際の執行は令和3年度中にも行うし令和4年度に入ってもやるという前提で国のほうも緊急対策ということで予算化され、市のほうもそれに合わせたということでございます。 ○議長(石田浩司君) 15番 若林正人君。 ◆15番(若林正人君) よく分かりました。そうしますと2つの事業、所管は違うと思うんですけど、目的の達成日は大体どの辺を予測されますか。 ○議長(石田浩司君) 企画部長 仙石浩之君。 ◎企画部長(仙石浩之君) 非課税のほうの率を先ほど80%ほどもう執行したと申し上げました。これはもう断トツで岐阜県内で1番と2番、関市と多治見市が断トツでそのスピード感でやっております。ただし、これは申請期間が9月まで、これはもう国の制度として決まっております。というのは、先ほどの御質問にもあったようにどうしても自分はどっちか分からないということで申請をするかどうかということで相談をしたり、そういう方がありますので、最終的には9月までの申請ということになりますが、おおむねもう年度内にはほぼ執行できるものというふうに考えております。 ○議長(石田浩司君) 15番 若林正人君。 ◆15番(若林正人君) よく分かりました。9月までにということですね。 それから、これは多治見市の事例ということではないんですけれども、子育て世帯の臨時給付金のほうについてなんですけれども、例えばDV等で避難をされている親の世帯について、子育てをしていない親のほうにお金が行ってしまう実態が結構報道されたりいろいろなところで注目を受けているんですけれども、その辺についての多治見市の実態と対応についてちょっと教えてください。 ○議長(石田浩司君) 市民健康部長 澤田誠代君。 ◎市民健康部長(澤田誠代君) 確かにDVでちゃんと申請されていらっしゃる方にはその親さんのほうに支給がされる枠組みになっていますが、申請されていない、ただ別居をされているとか、今、離婚を考えていて御主人とはまだ別れていないとか、そういう方につきましては、どうしても世帯主のほうに行ってしまうという実情はございます。 ○議長(石田浩司君) ほかに質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕     ------------------------- ○議長(石田浩司君) 次に、議第1号 多治見市是正請求手続条例の一部を改正するについて質疑はありませんか。 2番 片山竜美君。 ◆2番(片山竜美君) 改正の趣旨はよく読んで説明もあったのでよく分かりますが、2つちょっと心配がありますので御質問いたします。 1つ目、これによって市民の権利が制限されることを懸念していますが、大丈夫でしょうか。 2つ目、改正によって行政効率が上がっていくというのは大丈夫と思うんですけど、行政効率が向上するのかどうか、この2点をお伺いします。 ○議長(石田浩司君) 総務部長 富田明憲君。 ◎総務部長(富田明憲君) 今回、是正請求制度の全般的な見直しを行いました。これまでこの制度に関しては幅広く運用してまいりましたが、結構件数も多いということで今回の見直しの骨格といたしましては、当然のことながらこの条例の趣旨であります市民の権利、利益を保護するということは大事に守りつつ、より効率的な運用を目指すということの検討の中で、これまでの実績も踏まえながら是正請求の内容をある程度振り分けていきたいと、ほかの制度の運用も含めて振り分けていきたいなというふうに考えてございます。 例えば他の制度が準備されているものについてはそちらの制度でやってくださいと、あるいは具体的な利益が少し薄いものについては、もう少し違った形で要望書等の形でもできないかというようなことも含めての全体的な検討となっておりまして、そういったことで従前の趣旨を尊重しながらの見直しですので大きく市民の権利を制限するということではなく、制度の振分け、効率的な運用ということに努めているというような見直しで行ってございます。 それから効率化に関しては、これによって大きく件数が減るとか時間が短くなるということは考えておりませんので、大きな効率化は見込めないと思いますが、若干その制度の振分けによって少し簡素、短い時間での対応ができるというようなことは想定をしてございます。 ○議長(石田浩司君) 19番 井上あけみ君。 ◆19番(井上あけみ君) 今回の改正なんですけれども、これまでの是正請求手続条例の根幹を変えるのではないかというふうに思って危惧しております。というのは、そもそもこの是正請求手続条例は多治見市特有の非常に優れた条例だと評価をしているわけですけれども、その中での説明の文書の中に他制度を運用することは大変難しい、市民が利用することは難しいものがあるのでこの是正請求手続条例で一本化することによって市民が行政に対してきちっと意見を言う、そういうことができるというそういう行政側の説明のパワーポイントを拝見させていただきました。それを考えますと、まず、この変更について、例えば行政手続条例で対応できる場合はそちらに回す、それから不服審査法に基づいて対応できる場合はそちらで対応するということでしたけれども、ではその不服審査制度、確かに情報公開条例とか個人情報保護条例についての不服などはこちらの条例で対応できるようにはなっているんですけれども、その他のものに対しての制度になっているかどうかということに関して疑問がありますので、その点について、例えば不服審査で回されたときにその不服審査で例えば第三者機関の目が入るそういう制度ができるのかどうなのかという点について、まず1点。 それから、却下については総務課の判断で、説明では総務課というふうに聞いたように記憶しておりますけれども、その却下の基準というものは明確にされているのかどうかというのをまずお伺いします。 それから、これまでのこの是正請求制度を使用して、そして一連の経緯について広く市民に知らせるように広報するべきというそういう答申が審査会からも出ているのですけれども、それがきちっとやられていたかどうかという点についても1つお伺いをします。 それから、パブリック・コメントなんですけれども、この是正請求手続条例の一部改正については、私が以前指摘したことによって広報たじみで具体的な改正の名称が明記されるようにはなっているんですけども、この是正請求手続条例の一部改正については、広報たじみでの説明というか、こういうパブリック・コメントがありますというものがされていないんですけれども、片や同じ下水道の工事の後ほど出てくる条例の改正があるんですけど、そちらは同じ時期でありながらきちんと広報たじみで紹介がされているんですけれども、この是正請求手続条例に関してはされていないんですけれどもどういう理由からか教えていただきたいんです。 ○議長(石田浩司君) 総務部長 富田明憲君。 ◎総務部長(富田明憲君) まず、1点目でございますが、他の制度、行政不服審査法等に委ねる場合のこの審査手続でございますけれども、これに関しても是正請求審査会等にかけるなどこの本条例を適用いたしておりますので、第三者の目が入るという点では同じような手続を取るということでございます。制度は分けても手続は同じということでございます。 それから2点目の却下の基準でございますが、これもはっきりしてございまして、事務局の審査庁で却下となるものは、例えば期間が経過してしまって不適応である場合、あるいは書類の不備の補正を求めても補正をされない場合などに限定しておりますので、それ以外のものについては、審査庁で形式的に却下するということはなく、審査会の判断を求めるというような形で運用していきたいと考えてございます。 それからパブリック・コメントに関しては、広報たじみのタイミングとうまく合わない場合には予告というか、お知らせができない場合はございますけれども、ホームページ等によりまして周知には努めておるというふうに考えております。 ○議長(石田浩司君) 19番 井上あけみ君。 ◆19番(井上あけみ君) 他の制度でやっても第三者の目が入るということは、具体的にはどういうふうなんですか。手続条例でやってもそういうことは目に入るのか。例えばよその条例などを見てみますと不服審査条例とか審査会条例とかあるんですけども、そういう書類の整備とかそういうものをされていてそういう形でその行政不服制度に基づくそういう申立てについてはその審査会があって、そしてそういう対応がされるというふうに明記されているんですけど、私が最初に説明を聞いたときは当面の間、これは審査会でこれは扱うべきなのかどうなのかということを諮って対応していくという話は聞いたんですけれども、これ、今の総務課長の答弁ですと、全て第三者の目が入るようになっているということなんですけど、これはその是正請求審査会が目を通すということですか。ほかに何か第三者機関があるということですかということが1点と、それから、パブリック・コメントですけども、これは非常に大事な他の議員の質疑でもありましたように市民の権利を保障していくというそういうものなんですけれども、同じ13日にパブリック・コメントを出すものと21日にパブリック・コメントを出すものが、一方は広報たじみに掲載されて、一方は広報たじみに掲載されないというのは、やっぱりどうしても何かちょっとおかしいんじゃないかなというふうに思うわけです。 それから基準について先ほど答弁がありましたが、却下の基準について、それについてはきちんと具体的に示して文書できちっとそちらが判断するんじゃなくて、きちっとそういうものを明らかにするようなそういう手続はしていただけるんでしょうか。 ○議長(石田浩司君) 総務部長 富田明憲君。 ◎総務部長(富田明憲君) まず、行政不服審査法が適用になる場合の第三者機関ということでございますけれども、行政処分を伴うものは行政不服審査法の範疇ですというようなことでやってまいりますが、この是正請求審査会は行政不服審査法における申立てについても審議をする、兼ねている、1つの委員会が2つの役割を兼ねているということでございますので、そこについては第三者機関を入れたその審査という面では保障されているということでございます。1つの委員会が2つの役割を兼ねているということで御理解頂ければと思います。 それから2点目のパブリック・コメントの件でございますけれども、広報たじみにちょっと載せられなかったのは大変申し訳ございませんでしたが、この見直し案をつくる段階におきまして、今の是正請求審査会の皆さんに、その見直し案について4回ほど会議の中で見直し案自体を審査して御議論頂いておりました。そこで結論が出るタイミングと広報たじみに載せるタイミングがちょっとうまく合わなかったものですから、この3月議会でいけるということの判断が少し遅れたということもございまして、広報たじみに載らなかったことについてはちょっと申し訳なかったと思っております。 それから却下の基準、これについては条例の中ではっきり書いておりますので、それをしっかり運用していくということでございまして、是正請求の申請をされた方に対してはそこら辺の根拠も示してお伝えするということで運用してまいります。 ○議長(石田浩司君) 16番 林 美行君。 ◆16番(林美行君) 今の井上議員に対するお答えについてですけれど、そもそも当時の説明では是正請求制度という形で枠を広げていく、そのことによって第三者機関に判断をしていただく場もできる、市民参加の一つの形だというふうに理解をしていたところなんです。それで今回の見直しの目的で迅速な対応が望まれるものは窓口対応や要望書とありますが、あるいはその個別の行為で具体的な利害がない場合も要望書、行政運営全般にも要望書とあるんですが、もともと是正請求に係るものというのは、市の担当と窓口で話しをしてもどうしても納得ができないからそれなりの機関、第三者による判断をしてもらいたいと思っておやりになるもので、第三者機関によって一定の法体系の下で現状の行政の事業がどんなふうになっていくのかという判断をすべきものであるのではないかと。多治見市がこの見直しをしなきゃいけないと思う理由というのを改めて伺いますが、件数が多くて時間がかかってお金がかかるということなんでしょうか。 ○議長(石田浩司君) 総務部長 富田明憲君。 ◎総務部長(富田明憲君) 今回見直しを行いました理由でございますけれども、これは何度も説明をしておりますけれども、運用後12年経過をいたしております。これまでやっていく中で様々な課題が見えてまいりましたので、その対応ということでいろいろ考えた結果でございます。 ○議長(石田浩司君) 16番 林 美行君。 ◆16番(林美行君) もう一つですが、今後の課題として、その審査会での議論や事例の積み重ねにより判断の基準を形成していきますとあるんですが、今までの12年間の経過の中でこういうふうだ、これがいいという形に積み上げていくということが十分できておらず、ただ実際説明を聞いてみるとお金がかかる時間がかかる、最低、行政手続法による手続期間を超えてでも時間がかかってしまうということで市民の方からそれに対しても意見が出されているんですが、そういう問題であるならば、それが時間を短縮できるようにする、お金がかかるのは民主主義の時代ですので仕方がないというふうに判断をしなきゃいけないんじゃないか。あえて元に戻して使い勝手を悪くするという判断というのはどうしても理解ができないんですけど、何でこういう改正をしなきゃいけなかったかという点について、もう一回伺います。 ○議長(石田浩司君) 総務部長 富田明憲君。 ◎総務部長(富田明憲君) これまでの運用におきまして、議員おっしゃるように本来は担当課でいろいろなお話しをされた後になかなか納得ができないものについてこの制度を運用していくというようなことを当初想定しておりました。実際の運用としては、そういった担当課との接触はあまりないまま、いきなり是正請求をやられるという方もいらっしゃいますので、そこははっきり入口の段階で制度を切り分けしたいというふうに考えております。決して切り捨てるということではございませんけれども、広く担当課と十分に話し合っていただいて、そこで決着できないようなものについてはこういった制度を運用していくということで段階を追っていくというようなことができればいいなというふうに、そういった御案内もしていきたいというふうに考えております。 あとお金がかかるから今回見直したということは、そういったことは理由としては考えてございません。 ○議長(石田浩司君) 16番 林 美行君。 ◆16番(林美行君) お話は理解ができるところもたくさんあるわけですけれど、例えば行政運営全般、例えば総合計画を作るのに期間が短いとか、いろんな意見が出されてなかなかその担当のところの意見だけでは通らないからということで全体を判断してくれというふうに第三者機関に提案をされていくというのも最もで、これも政策への市民参加の大事な手法であろうと思うところです。少しその現実の問題をお話ししますと、担当課で話しをすると話がどうしてもつかない場合というのがあるんですけど、ほかの解決策を取ろうとすると担当課を通してという話になって担当課とやり取りしてもらちがあかんと、そういうことが続いている状態でこの制度をこういうふうに改正すると、結局行政の決まった判断の中でいろんな事例が取り扱われるので、その一番基本的なところに踏み込んだ形で議論が進まなくなるというのがさらに加速するんじゃないかと大変心配していまして、いわゆる大きな市民の皆さんと共にまちづくりをしていく、そのために相互の信頼関係をつくるというときに、もう決まっちゃったことは決まっているんだというふうなやり方でなきゃいけないと思うんですけど、この是正請求制度の見直しの形を見る限りはどうもそれが後退していくような気がしています。そういうふうに後退していかないのか、あるいはこの見直しを通してこういうふうに取り扱うのでそういう問題はないというのか、どうも納得ができないところをもう一度だけお答えください。 ○議長(石田浩司君) 総務部長 富田明憲君。 ◎総務部長(富田明憲君) 担当課での説明に納得ができずにこの是正請求をされるということは、これまでもこれからも可能というふうに考えてございます。ただ具体的な利益があるかどうかというところは一つの重要な判断ポイントとなっておりまして、具体的な利益がないものについては今回対象外ということにいたしますが、その判断はなかなか審査庁だけで行うことは難しい場合もございますので、そもそもこの是正請求として取り上げるかどうかについては審査会の意見も聞きながら判断をしていきたいということでございます。 ○議長(石田浩司君) ほかに質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕     ------------------------- ○議長(石田浩司君) 次に、議第2号 多治見市個人情報保護条例の一部を改正するについて質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕     ------------------------- ○議長(石田浩司君) 次に、議第3号 多治見市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正するについて質疑はありませんか。 2番 片山竜美君。 ◆2番(片山竜美君) この条例の条文の中に、「引き続き在職した期間が1年以上である要件を廃止する」とあるんですけど、1年間在籍したという条件があった理由は何でしょうか。 ○議長(石田浩司君) 企画部長 仙石浩之君。 ◎企画部長(仙石浩之君) この適用は会計年度任用職員に該当する部分ですけれども、会計年度で任用するわけですから雇用は1年間です。ですから、1年限りという方が、職員になってすぐにこの休業を取るということはもともとは想定していなかったということで、更新をして引き続き長期にわたって働いていただける方についてこの休業を付与するという考えに基づいてきました。ただし、今回世の中全体として出産、育児等々きちんと支援をしていくという流れの中で、採用されたばかりの方でも将来長く働いていくという意思をお持ちの方については対象としていこう、そういう形に広がったということでございます。 ○議長(石田浩司君) 2番 片山竜美君。 ◆2番(片山竜美君) というふうになると、まだ1年になっていない人が休みを取ったりして現場の負担が増すことはないか、その辺の懸念はどうでしょうか。 ○議長(石田浩司君) 企画部長 仙石浩之君。 ◎企画部長(仙石浩之君) 今回の改正に関わらず、当然経験のある方が来なくなれば影響は出ます。しかし、これは職場全体というよりも社会全体としてこういった子育て、出産等々を支援していこうという流れの中であるものですので、それを負担に感じないような工夫をみんなでやって助け合っていこうという考え方でございます。 ○議長(石田浩司君) 7番 佐藤信行君。 ◆7番(佐藤信行君) 男性職員による育児の促進ですとか、女性職員の活躍促進をさらに進めるための一手になることは期待されるんですけども、本市においてさらに取得しやすい環境になっていくのかなというふうに思います。実情、他市と比べてこれまでの取得状況はどうであったのか。また、市長は働くものの立場としてこれまでも取り組んで来られたというふうに思うのですけれども、手を挙げやすい空気、これは非常に大切であるというふうに思います。実際にどのようなお考えをお持ちで、今後どのようにこちらを促進されるのかをお聞かせいただければと思います。 ○議長(石田浩司君) 市長 古川雅典君。 ◎市長(古川雅典君) 男性と女性が協力をしながらというようなことと、今回大きく踏み込んでいるのは正規職員と会計年度任用職員、ある意味同一労働同一賃金、同一労働同一労働条件に近づこうという一つの体制です。「仏作って魂入れず」、ルールはあるけれど全然取れない、こういうようなことではまずいというようなことで、例えば昨年の夏季休暇、特別休暇4日間、これ、全職員 100%取得です。頑張るときは頑張る、休むときは休む、お世話になったらそれに対してきちっと恩返ししていく、こういうようなチームプレーで動いていかないと市役所はきれいに回っていきません。日常的に保育の現場においても園長、副園長、そして保育士がしっかり意見交換をしていくというようなことの空気づくりというのは福祉部長を中心としてしっかり各園には徹底をしています。コロナ禍でそういった雰囲気が相当ここ2年間止まってしまっています。職員の運動会もできない、歓送迎会もできない、ましてや管理職の旅行も行けない、いや、こんなような状況でいいのかということですが、やっぱり平常時にそういった職場の雰囲気、助けられたり助けたりというような雰囲気がない限りは大きな災害があったり有事になったり、決して回っていきません。 つい先日も私は保育園、幼稚園の園長会に行って、今回のこの後に出てきます給与の改定の問題について市長としての考え、あるいは一番はこのコロナ禍において名古屋市、あるいはこの近隣市の中では休園というところがいっぱいありましたけど、そういうようなことを乗り越えて現場が動いている。そういうようなことに対してしっかりお礼を言うというようなことをしてきました。なるべく組織を通して部長から園長、園長から職員というような方法もありますし、もう一つは職員組合というチャンネルがあります。市長が現場に出向いてそういうムードメイクをしっかりしていく。それは全職場に対して助けられたり助けたり、正規職員も会計年度任用職員も、やっぱり市民の幸せを中心として動いている。こういうようなことをしっかりこれからも続けてまいります。 ○議長(石田浩司君) ほかに質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕     ------------------------- ○議長(石田浩司君) 次に、議第4号 多治見市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部を改正するについて質疑はありませんか。 5番 奥村孝宏君。 ◆5番(奥村孝宏君) この議第4号なんですけれど、私はその前に今の市長の答弁の中で職員の休みのことについて非常にトップがそういう考えであるということが大事だなと思いましたので、その点について非常に共鳴しました。それを踏まえてこの議第4号の市職員の約四十数%を占める会計年度任用職員に対して調整額を支給することができるように今回改正するわけですけれども、現に正規職員についてはもともと調整額が支給できる制度になっていたと思いますが、どのような職種に現在支給されているのか、教えてください。 ○議長(石田浩司君) 企画部長 仙石浩之君。 ◎企画部長(仙石浩之君) 現在はこの制度を活用している例はありません。 ○議長(石田浩司君) 5番 奥村孝宏君。 ◆5番(奥村孝宏君) 現在、正規職員に条例上の規定があっても支給されていないということですけれども、今回の改正では今までに支給の方向で進んでいるというふうに伺っているんですけれども、1号冊の11ページの下から5行目のところに「給与条例第9条の規定を準用する」と書いてあるので、給与条例第9条の規定となると給料月額の 100分の25を超えない範囲で今後支給されていくと思います。今回の改正後はどのような職種を支給対象として、その支給割合はどのように定める予定なのか教えてください。 ○議長(石田浩司君) 企画部長 仙石浩之君。 ◎企画部長(仙石浩之君) 5号冊の9ページを御覧ください。 5号冊の9ページの上に改正趣旨が書いてあります。どういう職員を対象にという御質問でしたけれども、ここにあるように保育士及び幼稚園教諭の処遇を改善していくということを目的に今回の改正を行うということで、今まで条例上は正規職員しかこの調整額を対応できなかったので、当然、保育士及び幼稚園教諭、いわゆる会計年度任用職員、パートタイムの職員にもこれを該当させていきたいということで条例を改正していくという予定でございます。 今回その額を幾らぐらいかということですけれども、正規職員につきましては1%、会計年度任用職員についてはローテーション勤務をしている方については4%、そうでない方については1%ということを想定しております。 ○議長(石田浩司君) 5番 奥村孝宏君。 ◆5番(奥村孝宏君) 保育士を対象にということで今回は適用される。 私、もう一個聞きたかったのはこれをどこで決めていくかというのがあったんですけど、それをまた後でもう一回確認してください。今、条例でここまで決めておいてどういう職種の人にどのパーセントというのはどこで定めをしていくかというのを1つ聞きたいのと、もう一つがこの調整額の趣旨自体は勤務状況の環境だとかいろんな状況があるわけですけれども、こういった趣旨を十分考慮すると先ほどの正規職員、会計年度任用職員に関わらず厳しい勤務状況に置かれている職員、これは保育士だけではないと思いますけれども、それからいつも最近コロナ禍になってから話題になるソーシャルワーカーという方たち、そういった方たちも今後広くこういった調整額を運用していただきたいと思うんですけれども、調整額の支給状況について他都市、他の自治体の情報をお持ちでしたら併せて御紹介いただけますでしょうか。今度の後の対象のパーセントをどこで決めていくのか、他都市の状況をもしお持ちでしたら御教示願います。 ○議長(石田浩司君) 市長 古川雅典君。 ◎市長(古川雅典君) 事の発端は岸田内閣総理大臣が、幼稚園、保育園、福祉現場、医療職、こういったところの給与が低い、国が上げましょう。これ、選挙で言いましたよね。これが事の発端です。一番の議論は会計年度任用職員、いわゆるパートの職員の人たちが大変だろうというのが役所内の共通項です。私立の幼稚園、保育園の給料が低いというのも共通項です。一番議論が分かれたのは、正規の保育士、幼稚園教諭は全く一般行政職と全く同じ給料表を使っているわけです。その人たちにも給料を上げるか上げないか、これが今回の一番大きな議論でした。提案説明でも申し上げましたように東濃、あるいは愛知県に入って春日井市、瀬戸市、一切どこもやりません。それは一般行政職の給料と同じ給料表を使っているのであれば、正規の保育士、幼稚園教諭の給料が低いというのは、東京の岸田内閣総理大臣は分かっていないんでしょうというようなことで一切どこもこれは対応しません。しかし、今回のことについては、職員組合を通して非常に強い要望がありました。さらに、これまで以上に多治見市の保育を前進させていきます。 もう一つは職員採用をしようとしたときに、どうしても定数に満たないような合格者になってしまう。この2つのことから正規の職員についてもぜひとも調整額を持って給料の引上げをしていただけないか。これがあった中で市長として判断をしました。これは他の都市がやらないにしても多治見市は自信を持ってやるぞと、それは必ず将来の子どもに跳ね返ってくるはずだというふうなことで今回判断をしています。 もう一つは、いいときだけ何か国が面倒見てあげるみたいな言い方をしますが、途中から必ずはしごをカクッと外すというのは経験済みでございます。これも職員組合との意見交換の中で地方交付税の算定基準の中にこの部分がなくなったときには、この調整額については終息をする。そのことが行われないように、皆さんも国に対してしっかり運動をしてください。 こういうようなことで今回の議第4号、したがって、今言われるように市長として考えるエッセンシャルワーカーというのは学校給食の調理員、ごみの収集、消防救急隊、消防士、この人たちが万が一集団罹患したらまちは崩壊します。そこまで調整額を持って行こうというような気持ちがあったとしても財源の問題です。財源の問題があるから、今回についてはここの幼稚園、保育園の先生に限っての議論。 繰り返しになりますが、正規職員をそこに加えるか加えないか、これは担当課の課長、保育園、幼稚園の教諭の代表者、大激論の中で全部長がうなずきましたというようなことがあって今回の議第4号を提案しております。 ○議長(石田浩司君) 企画部長 仙石浩之君。 ◎企画部長(仙石浩之君) 市長答弁以外について、私のほうからお答えいたします。 まず、調整額の具体的な数値をどこで定めているかにつきましては、これは規則です。この規則の中で定めておるというのがまず第1点。 それから、他市の状況という御質問があったんですけれども、多治見市も過去には例があります。それは多治見市民病院を直営でやっていたときのパラメディカルといわれる、要は医療技術のほうです。検査技師とか薬剤師等の技術職が、これはその特殊性に考えてということで調整額を適用しておりました。そういうことから考えて県内は実はほとんど例がないものというふうに承知をしております。ちょっと例外的にある場合は見落としているかもしれませんが、基本的にはほとんど例がないというところでございます。 それで、今後この調整額をもっと増やしていくようなという御趣旨の御提案がございました。多治見市の場合は、非常に厳しい環境あるいは厳しい条件の業務を行う場合はこの調整給ではなくて特殊勤務手当という形で対応しております。 具体的な例で言えば、ごみの収集とか動物の死骸の片づけであるとか、あるいは身元の分からない方がまちの中で亡くなられてしまった場合の対応とか、あと消防関係の出動という、そういう個別の業務ごとに特殊勤務手当というものが定められておりますので、この調整額での対応というのは基本的には今回これのみというふうに考えております。 ○議長(石田浩司君) ほかに質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕     ------------------------- ○議長(石田浩司君) 次に、議第5号 多治見市手数料条例の一部を改正するについて質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕     ------------------------- ○議長(石田浩司君) 次に、議第6号 多治見市国民健康保険条例の一部を改正するについて質疑はありませんか。 14番 三輪寿子君。 ◆14番(三輪寿子君) 5号冊9ページ、改正内容の(2)未就学児に係る被保険者均等割額を10分の5に減額する。この対象者というのは 463人で金額が 722万円というふうに聞いておりますが、1人当たりに単純計算しますと1万 5,600円、月割にしますとこれを12で割ることになるんですが、現在、7割、5割、2割減免対象という方があると思いますが、恐らくここに適用されると思いますが、この計算の仕方なんです。7割、5割、2割減免対象から残りの半分ということで、例えば7割だったら 8.5割、5割は 7.5割、2割は6割と、減免のない世帯は5割、こういう考え方でよいかということと、子育て世帯の軽減策として、これは非常に求めてきたものでありますし、一歩前進というふうに捉えておりますが、対象年齢、それと軽減割合、これを拡大する考えはないのか。この2点についてお伺いします。 ○議長(石田浩司君) 市民健康部長 澤田誠代君。 ◎市民健康部長(澤田誠代君) 計算の仕方は、それで大丈夫だと考えております。 2つ目の拡大する予定はないかということですが、国の法律に合わせていますので拡大の予定はございません。 ○議長(石田浩司君) 14番 三輪寿子君。 ◆14番(三輪寿子君) 国の方針に従うということなんですが、全国を見渡しますと独自財源あるいは法定外繰入、基金という考え方もあると思います。 (4)なんですが、賦課限度額を3万円ほど引き上げるということで軽減対象が出ると思いますが、その階層というのはどこら辺の階層かということと、もう一つは被保険者の賦課を課すということで保険料の負担の軽減をするということではなくて、先ほども申しましたが市の独自財源、これを繰り入れることが必要ではないかと考えます。 それで、(2)の10分の5に減額する財源なんですけど、これは国から来る交付金で賄うということなんですが、この(4)、この点については国のこういう改正ですよね。ですから、結局は(2)を改正するために(4)の引上げが行われるのではないかという疑問を持ちますけれども、その点についてお答えください。 ○議長(石田浩司君) 市民健康部長 澤田誠代君。 ◎市民健康部長(澤田誠代君) 1つ目のほうはちょっと質問の趣旨が分かりにくかったのですけれども、賦課限度額適用の対象者は、医療給付費分で限度額賦課世帯が今 137世帯です。後期高齢者支援金分でいいますと 223世帯になります。こちらの方からはやはり収入の多い方ですので、議員がおっしゃるように子育て世帯で減額した分を少し補填していただくという形の法の改正になります。 それと子育て世帯のほうにつきましては、国が2分の1、県が4分の1、市が4分の1負担をするという形になりますので、おっしゃるとおり国民健康保険に加入していらっしゃらない方からの税収がそちらに回るという形で国民健康保険を維持するための国の法の改正だというふうに考えております。 市の財源はそれ以上につぎ込むということはございません。 ○議長(石田浩司君) ほかに質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕     ------------------------- ○議長(石田浩司君) 次に、議第7号 多治見市法定外公共物管理条例及び多治見市準用河川流水占用料等徴収条例の一部を改正するについて質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕     ------------------------- ○議長(石田浩司君) 次に、議第8号 多治見市営住宅管理条例の一部を改正するについて質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕     ------------------------- ○議長(石田浩司君) 次に、議第9号 多治見市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正するについて質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕     ------------------------- ○議長(石田浩司君) 次に、議第10号 多治見市下水道条例の一部を改正するについて質疑はありませんか。 6番 吉田企貴君。 ◆6番(吉田企貴君) 下水道条例の一部改正についてでございますが、コンプライアンスの向上を通じて市民サービスの向上を図るということが目的かとは思いますが、一方で、制度を厳しく運用すればするほど自由競争という観点からすると損失が見られるということが懸念としてはあるわけでございます。その辺の総体的な考え方として条例改正を通じて市民におけるサービス向上につながるのかどうか。このあたりの当局の考え方を教えてください。
    ○議長(石田浩司君) 水道部長 村瀬正一君。 ◎水道部長(村瀬正一君) 今回の条例改正でありますが、厳罰化することによって市民にということでありますけども、要は指示しているものに対してなかなか対応してもらえないということになりますと、建物自体が適正な状態にならないということになります。それによって下水道料金とかそういったものが賦課できないという状態にもなっていきます。最終的に検査が通った段階で賦課をかけるんですが、その間使えないという状態が続きますので、これは市民に対して大変迷惑がかかるということで今回改正になりました。 ○議長(石田浩司君) 19番 井上あけみ君。 ◆19番(井上あけみ君) いろんな広告が玄関のポストにいっぱい入って来るんですけども、見過ごすことができない状況の中でこの条例の改正が出されたというふうには理解しているんですけれども、具体的にどういうふうな状況であるかというのを、読むと何となくこうかなとは思うんですけど、そのあたり件数とか教えていただけると。 ○議長(石田浩司君) 水道部長 村瀬正一君。 ◎水道部長(村瀬正一君) 今回改正した内容でございますが、通常の市内の業者でありますと、もし現場と図面が違っている、そういったものにつきましては指示すれば通常即に直してもらう、すぐ対応してもらえる。それによって市民の方にもすぐ使ってもらえるという状態になります。ただ、中には市外の業者であるとか遠い業者になりますと、指摘してもなかなか直してもらえない。要は不誠実な業者が大変あります。そちらにつきましては、今までは同じミスであっても同じ点数しか罰則は与えられませんでした。それが今回の改正によってやはりこういう不誠実なものについてはより厳しくして、要は多治見市でやってもらう業者はきちんとした業者じゃないと駄目ですというのを厳しくしていきたいということで今回改正に至りました。 具体的に、こういったミスが何件あったかということにつきましては、令和3年度は6件の違反がありました。令和2年度は4件、令和元年度は5件、大体10件未満ではありますが、そういった指摘はあります。 ○議長(石田浩司君) 市長 古川雅典君。 ◎市長(古川雅典君) 答弁を加えますが、市内の水道の指定店、そこの中には1件もありません。そういう不誠実な工事をする人は。冷蔵庫のところに貼っておいてみたいなマグネットがいっぱいまいてありますよね。今回この議論をしたときにその市外から来る不誠実な業者を徹底的に締め上げる。当初の水道部長が提案をした罰則よりも市長として強くしました。それはなぜかと言うと市内の信頼がおける水道の指定店にしっかり工事をしてもらう。これは自由競争ですのでどこからでも入って来ることができる、今言った年間五、六件あるというのは市外のある意味、指定店でも何でもない業者、これが 100%ミスをしている。もう一個は言うことを聞いていない。それに対する対応を今回行うものでございます。 ○議長(石田浩司君) ほかに質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕     ------------------------- ○議長(石田浩司君) 次に、議第11号 令和3年度多治見市一般会計補正予算(第10号)について質疑はありませんか。 2番 片山竜美君。 ◆2番(片山竜美君) 5号冊16ページ、18番のふるさと応援基金積立金、いわゆるふるさと納税の企業版で、ここには寄附金が増とあるんですが、昨年度に比べてこのふるさと納税企業版は大変増えたので喜ばしいことなんですけど、昨年度に比べてどのくらい増えて、どんな御努力をされたのか、お聞きしたいです。 ○議長(石田浩司君) 市長 古川雅典君。 ◎市長(古川雅典君) 金額については、今、早急に調べます。 今回行ったのは「やくならマグカップも」、これの関係で株式会社プラネットの小池会長が中心となって動いていますので、全国の歯科医師、こういったところからの応援の企業版ふるさと納税が多くありました。 もう一つは、細野部長が退職前にクビをかけて動いています神戸峰男先生の銅像、これのための直接的なアタックを経済部を中心として行いました。 この2つの関係が企業版ふるさと納税というようなことでございます。 最後のとどめが東濃信用金庫に発信をしてもらって、信金中央金庫、ここから 1,000万円の企業版ふるさと納税を頂きました。これはセラミックバレーの運動をしっかり具体化をする、佐藤卓さんを中心とした美濃焼解剖本を作る。こういうようなことでそれぞれの所管課が企業誘致の関係がありますので経済部長等を通じていろいろな形で直接アタック、概論を述べているだけでは絶対に1件もお金をくれません。具体的な個別の状況と企業版ふるさと納税をしていただければ9割が損金です、税金で取られちゃうよりも1割の負担で多治見市に負担が頂けませんか、こういうようなことで相当積極的な企業版ふるさと納税、今年度は行いました。 ○議長(石田浩司君) 企画部長 仙石浩之君。 ◎企画部長(仙石浩之君) 令和2年度が 1,330万円、令和3年度が 2,050万円という状況です。 御質問にもあったように使い道等ですけれども、これは第7次総合計画に掲げてある事業で使えるような形で今申請をしておりまして、これは認められておりますが、ただ具体的には「やくならマグカップも」関連、それから駅南の再開発の銅像の関係、それからセラミックバレー、それから教育は特に奨学金の関係です、この4点に今振り分けているということでございます。 ただ年度内に全て使ってしまうというわけではなくて、例えば駅南の再開発なんかであれば、来年度に繰越しができるように基金に積んでいるというような状況でございます。 ○議長(石田浩司君) 7番 佐藤信行君。 ◆7番(佐藤信行君) 5号冊19ページ、41番の子育てのための施設等利用給付費についてお尋ねしたいと思います。 認可外保育、預かり保育等に係る利用者数の見込み確定に伴う扶助費の減額というふうにあるんですけれども、実際に認可外保育というふうになりますとなかなかそういった支援が厳しいのかなというふうに思います。実際に市内でそういった運営が困難になっている事業所というのは確認されているのでしょうか。また、把握できるそういった体制というのはあるんでしょうか。 ○議長(石田浩司君) 福祉部長 鈴木良平君。 ◎福祉部長(鈴木良平君) 今回のこの給付費の部分の該当として認可外保育施設利用者等へのお金ということで、例えば認可外ですと19人の方が利用されております。保育関係は基本的に子ども支援課が窓口になっておりますので情報は常にやり取りをさせていただいておりまして、今のところ特に経営でかなり困っているというような相談は聞いておりません。 ○議長(石田浩司君) 7番 佐藤信行君。 ◆7番(佐藤信行君) そういったところは確認されていないということで安心はいたしました。 全国においても実際にそういった特に認可外保育といった施設で財政的に厳しいと、その財政支援を行っていく必要性があったりですとか、あと自治体によっては特別の交付金、例えば地方創生臨時交付金を活用したそういった支援の在り方を実際に行っているところもあったりするんですけど、市としても今後もしそういった財政的に困難、運営が今後できないといったところで支援を求められた際にはそういったことも議論していただきたいというふうに思うんですけれども、いかがでしょうか。 ○議長(石田浩司君) 福祉部長 鈴木良平君。 ◎福祉部長(鈴木良平君) 認可外に限らず保育所等の運営について従前から市の財源を使った補助というのもやっております。また、今後それぞれの現場の状況も聞きながら必要に応じて対応をしてまいりたいと考えております。 ○議長(石田浩司君) 14番 三輪寿子君。 ◆14番(三輪寿子君) 5号冊17ページ、24番、総務費、戸籍住民基本台帳関係事務費、①のほうで契約差金ということで 388万 5,000円が減額になっていますが、②のほうでプラス 585万 2,000円と、ここでもう 200万円出ています。全額国費ということなんですが、今までも提案しておりますが、今、全国的にこのマイナンバーカード、これの交付率というのは4割、政府が今2022年度末までに全ての国民が持つようにということを目標にしておりますが、当市の普及率は現在どれほどかということと、さっきの財源の問題です。それともう一つ、国の目的というのがマイナンバーの仕組みを現在の社会保障・税・災害対策、これからさらに広い分野まで広げていこうと、そこには個人情報、所得、資産、社会保障給付費など全て分かってしまいます。それを把握して一番の目的というのは税の徴収強化、給付の削減ということにあると思いますが、こうした取組に対して市としてどう考えるのか。2点お尋ねします。 ○議長(石田浩司君) 市長 古川雅典君。 ◎市長(古川雅典君) 2点目の国策については、解釈の仕方によって全く違います。ただ多くの皆さんが懸念するのは多くの個人情報が1つのところに集約をされる、そこを一気にサイバー攻撃されたときにどうなるのか。こういうようなことが議論です。 一方で、好むと好まざるとに関わらず、このマイナンバーの国策についてはノーの発信は一自治体の首長、過去の矢祭町町長のような住民基本台帳ネットワークシステムから離脱をする、こういうようなことはもう選択肢としてありません。したがって、そういったセキュリティーの問題、あるいは多くの情報を1か所に集めないような問題、こういうようなところにしっかりと市長としては発言をしてまいります。 ○議長(石田浩司君) 市民健康部長 澤田誠代君。 ◎市民健康部長(澤田誠代君) 現在、多治見市の普及率でございますが39%弱でございます。 ○議長(石田浩司君) 15番 若林正人君。 ◆15番(若林正人君) 今回、国税のほうの想定以上の増収により地方交付税が14億円強が増額補正されたと、大変喜ばしいことではあるんですけども、さらにこの3月議会の補正が整理予算のタイミングでもあることもあるわけですが、ほとんどが簡単に言いますと貯金と借金返済に回っているわけです。このタイミングということが一番大事なんでしょうけども、これで回したお金がしっかりと次の予算に回っていくという保障と、この令和3年度、もう少し予算をつければよかった、この時期に入れておくべきだった事業というのは今出されているもの以外にはもうなかったという理解でよろしいのか。そこだけお願いいたします。 ○議長(石田浩司君) 市長 古川雅典君。 ◎市長(古川雅典君) まず、前段としてコロナ禍で非常に経済が傷んでいると思っているのは多治見市にいるからです。結果論です。だから、異常なほどの大企業の増収ですよね。令和4年度の予算編成についてもこれだけ国税の伸びがあるのかと。地方財政計画をもう一回、再度点検してほしいというようなことを総務部長に言いましたが間違いない。これだけの景気の回復と全体的な国税の収入は上がっている。これが1つです。 2点目、あれをやっておけばよかったな、令和3年度の反省を述べなさい。令和4年度の予算の中にしっかり含めています。それは議会のほうでの決算の意見、それから一般質問を通じて令和4年度に対する3つの重点課題を議会から頂きました。したがって、毎回毎回、私たちは市民の声を聞く、その代表である市議会議員の皆さんの声を聞く。決算のときの声と予算編成に対してしっかりそれを反映をする。こういうような手続で動いてまいります。今回そのような形で令和4年度の予算編成も行いました。 ○議長(石田浩司君) 総務部長 富田明憲君。 ◎総務部長(富田明憲君) 今回の3月補正の多くは基金積立あるいは借入金の起債の減という御指摘でございます。この時期、なかなか新たな事業を起こすということは当然難しいということで次年度以降への対策ということでこのような予算措置を取ってございます。例えば、基金につきましても修繕基金に積んで来年度早速活用する、あるいは市債償還対策基金についても今後増えていくことが見込まれる借金返済用に基金をためておくというようなことでございます。 あと市債の減につきましても、今回の借入れを減らすこと、特に臨時財政対策債などを減らすことで後年度の負担が大きく減るということで、今回少し余裕が出た部分については後年度に好影響をもたらすものというふうに考えおります。 ○議長(石田浩司君) 市民健康部長 澤田誠代君。 ◎市民健康部長(澤田誠代君) 先ほど、三輪議員の質疑に対する答弁で39%弱と申し上げました。失礼いたしました。1月31日時点で36.2%でございます。よろしくお願いします。 ○議長(石田浩司君) 19番 井上あけみ君。 ◆19番(井上あけみ君) 1点だけお伺いします。 5号冊26ページ、91番の住吉区画整理区域内公園緑地整備事業費で、理由として対象地の移管不成立による施工時期の延期に伴うということなんですけど、不成立ということがどういうことなのかなと疑問に思いましたので教えてください。 ○議長(石田浩司君) 建設部長 知原賢治君。 ◎建設部長(知原賢治君) 内容のほうには不成立というような書き方がしてありますが、実際は多治見住吉土地区画整理組合から移管の申請自体がなかったといったところでございます。 ○議長(石田浩司君) 19番 井上あけみ君。 ◆19番(井上あけみ君) 本来だったら多分あるだろうということだと思うんですけど、申請がないということはどういうふうに考えればいいんですか。 ○議長(石田浩司君) 建設部長 知原賢治君。 ◎建設部長(知原賢治君) これは、多治見住吉土地区画整理組合のほうから区域を区切って移管を申請されるのか、全体的なものでされるのかというところでございますので、多治見住吉土地区画整理組合の都合というようなことで思っております。我々としては、多治見住吉土地区画整理組合からいつ申請があってもいいように予算を計上していた。というのは、植栽等をする場合にやっぱり建物が建ってしまうとなかなか進入することができない、入ることができないということで、建物が建てられる前にそういった工事をやりたいという部分がありましたので、予算化をさせていただいたというところでございます。 ○議長(石田浩司君) 18番 仙石三喜男君。 ◆18番(仙石三喜男君) 先ほど御質問のありました地方交付税でございますけれども、今回頂きました資料等々を見ますと14億 6,000万円ということで非常に大きな上振れがあったわけでございますが、これで少しお尋ねしますけども、基準財政需要額において大きな何か変化が出てきたのか、この額だけちょっとほかの資料等々で見るとそんな大きな振れがなかったのですが、これだけ大きな地方税がいい方向に振れたということはありがたいんですが、先ほど市長の御答弁で国税の収入、地方財政計画等々の中で増えたということでしたが、もう少し本市の中の数字の中でどういうことを鑑みてこれだけの数値の上振れになったのか、お尋ねをさせていただきます。 2点目といたしまして、5号冊21ページ、59番の霊園整備基金積立金について、市営霊園永代使用料及び合葬式墓地使用料の確定に伴う積立てということでございますが、今年度から合葬墓の個別埋蔵 100体、それから共同埋蔵 200体を目標にしてスタートされましたけども、結果的に令和3年度ではどれぐらいの合葬墓の申込みがあって、この額が確定したのか少し内容をお聞きしたいということが1点。 続きまして、5号冊15ページ、14番のまちづくり市民活動支援事業関係費で、まちづくり活動補助金についてお尋ねをいたします。これについては去る2月23日、補助金の結果報告の説明会があったようですが、我々は新型コロナウイルス感染症の関係で傍聴できませんでしたが、 700万円余の予算に対して 300万円ということで大きな予算が今回も減額されておりますが、補助団体の成果、それから経過についてもう少し内容について御説明頂ければありがたいですが、よろしくお願いします。 ○議長(石田浩司君) 総務部長 富田明憲君。 ◎総務部長(富田明憲君) 地方交付税の基準財政需要額という御質問でございます。今回の追加交付がございました 7.1億円ございますが、そこのうちには臨時財政対策債償還基金費という費目を新たに国が設けたということでこれが 5.1億円、それからコロナ禍に鑑み臨時経済対策費として 1.8億円を計上しております。これはただ多治見市特有のものではなく、全国的なことということでございます。 ○議長(石田浩司君) 環境文化部長 若尾浩好君。 ◎環境文化部長(若尾浩好君) 初めに墓地の使用料が増えたということなんですけど、合葬式墓地なんですが、当初は個別20体、共同30体という想定で予算付けをしておりました。特に個別が非常に多くて1月末現在で個別が65体、共同が31体ということで非常に多くございました。3月までの想定で個別が75体、共同が38体ぐらいあるだろうという想定で増やしてございます。それだけ需要があったということで、自宅に保管してあったものがこういった合葬式墓地に埋蔵を希望されるという方が多かったということでございます。 もう一点でございます。 まちづくり市民活動支援事業でございます。先日、報告会議がありまして、残念ながらお客さんを入れてということはできなかったんですけど、今回はリモートで報告会をさせていただきました。 当初の補助決定の段階ではソフトが8団体とハードが1団体ということで予定をしてございました。ところが、やはり新型コロナウイルス感染症の影響等もございまして、ソフトが3団体、事業ができなくて取下げになったということがございまして、結果的にソフトで 237万円ほど予定しておったものが 124万円ほどになったということもございます。ハードのほうはしっかりやっていただいたということでこういった形で整理させていただいたということでございます。 活動につきましては、こういったコロナ禍でも、しっかり事業はやっていただいたと報告で聞いております。 ○議長(石田浩司君) 18番 仙石三喜男君。 ◆18番(仙石三喜男君) すみません、私、合葬墓の目標を間違えていたようですけども、個別が20体、共同が30体ということで御答弁がありましたけれども、それに対してそれを上回る実績であったという御答弁でありましたが、この合葬墓は現場を見させていただきましたが、その後の成果について認識をしておりませんでしたが、今日の今の数字から見て市民の合葬墓に対する御評価については、非常に極めてよいというような評価があったというような受け止め方をすればよいものか、その辺に御所見が何かありましたら教えてください。 ○議長(石田浩司君) 市長 古川雅典君。 ◎市長(古川雅典君) 結論としては評価が高い、よい。もう一つはきっとこういう時代が先に来るだろうというのは、環境課を中心としてかなり先読みをしていました。名古屋市で起きたことはもう何年か遅れたら、すぐ多治見市で起きるだろう。一人一人が土地付き1戸建てのお墓を建てるという時代は変化をしていくというような議論をして造りました。少し大きなもので容量としても長く使えるものを使いましたが、やっぱり市民の皆さんはこういったニーズが高かった。今後についても新たなお墓についてはこういったものの評価が、あるいはニーズが非常に高い。このように捉えております。 ○議長(石田浩司君) ほかに質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕     ------------------------- ○議長(石田浩司君) 次に、議第12号 令和3年度多治見市南姫財産区事業特別会計補正予算(第1号)について質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕     ------------------------- ○議長(石田浩司君) 次に、議第13号 令和3年度多治見市土地取得事業特別会計補正予算(第1号)について質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕     ------------------------- ○議長(石田浩司君) 次に、議第14号 令和3年度多治見市駐車場事業特別会計補正予算(第1号)について質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕     ------------------------- ○議長(石田浩司君) 次に、議第15号 令和3年度多治見市国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)について質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕     ------------------------- ○議長(石田浩司君) 次に、議第16号 令和3年度多治見市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)について質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕     ------------------------- ○議長(石田浩司君) 次に、議第17号 令和3年度多治見市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)について質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕     ------------------------- ○議長(石田浩司君) 次に、議第18号 令和3年度多治見市下水道事業会計補正予算(第2号)について質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕     ------------------------- ○議長(石田浩司君) 次に、議第19号 令和3年度多治見市病院事業会計補正予算(第2号)について質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕     ------------------------- ○議長(石田浩司君) 次に、議第20号 令和4年度多治見市一般会計予算について質疑はありませんか。 6番 吉田企貴君。 ◆6番(吉田企貴君) 総務常任委員会の所管のところでもありますが、大きな話ですので本会議場で聞かせていただきます。 2点ございます。まず1点目、予算の歳入全般に関してでございますが、市税収入の増加を 2.6%増と見込んでいらっしゃいますが、当然ながらこれは景気回復の見立てに基づくものと思います。しかしながら、昨今の景気回復は国全体としてはある程度見込まれるものもあるかもしれませんが、地方経済においてそれが波及してくるかどうかというのは多々不透明なところがあるように思います。こういった点に関して増収の見込みのいわば根拠と言いますか、見立てについて御所見を伺えればと思います。 もう一点、5号冊67ページ、21番の第8次総合計画策定費について、おおよその第8次総合計画に向けた問題意識、どのようなものを持っていらっしゃるのか。これについて改めて伺います。 ○議長(石田浩司君) 市長 古川雅典君。 ◎市長(古川雅典君) まず、1点目については総務部長のほうからお答えします。 2点目、一番の課題は人口減少です。人口減少のことは再三、市議会の中で指摘をされます。あれやこれやのいろいろな策を練りながらというようなことでこれまでやってきたことの総ざらいと同時に討議課題集、今の現状分析をしっかりして市議会からの意見、区長会からの意見、あるいはパブリック・コメントでいろいろな意見を頂くというようなことで行います。ただ、これは再三申し上げますが、一自治体の10万 8,000人の首長が幾ら逆立ちしても人口問題、これはおかしいと思いませんか、岐阜県議会では全然議論していないんですよ。岐阜県議会で全然議論しないんです。あなたが知事になったからこれだけ人口が減った、何。   〔発言する者あり〕 ○議長(石田浩司君) 余分な話は止めてください。市長、引き続き答弁をお願いします。 ◎市長(古川雅典君) そういうようなものを全部網羅をして皆さんのところに出す。そこの中で議論をして決定をする。もう一つは必ずそれを総合計画に掲げていますよね。もう一つ、必ずそれは予算に連動している。そういうようなことで第8次総合計画に向かってまいります。 景気がよくなるかどうかは総務部長が1人で予測できません。地方財政計画、恐らく国はこういう景気回復があるだろう。こういった基に基づいていきますが、さきの補正予算でも感じたように、じゃあ美濃焼業界、美濃焼タイル業界が14億円も地方交付税が増えたような形が感じられるか。これは感じられないんですが、やっぱり圏域の動向等については僕たちも全国市長会でそういう勉強会を再三やります。再三やりますが、終わった休憩時間では東京の市長は、うん、なるほどなとうなずきますが、岐阜県の市長でうなずける人はほとんどいないというのが現状です。 ○議長(石田浩司君) 総務部長 富田明憲君。 ◎総務部長(富田明憲君) ただいま市長からも答弁がありましたが、景気の動向ということです。これは業種によってかなり大きな違いがございます。観光、飲食、交通などは非常に厳しい状況が続いているということでございますが、一方で製造業、小売業については過去最高益を出しているところもかなりあるというようなことで、総体的に見て地方財政計画等が作られているというふうに捉えております。 地方財政計画におきましては、市町村民税の来年度の伸び率 5.7%ということでございますが、本市は 2.6%ということですので、やや控えめな見込みということ。 それからもう一点、例えば個人市民税の積算に当たりましては、令和3年度の年間のGDPの伸びなどを参考に出してございます。先般2月15日付で内閣府が出した2021年の通年のGDPがプラス 1.7%という発表がございましたが、私ども予算をつくった段階で、もう少し早い時期ですけれども、民間のシンクタンク等の情報を参考にしまして 1.6%ということで計算をしておりますので、そんなに違わない数字で予算が出せたのかなというふうに捉えてございます。 ○議長(石田浩司君) 6番 吉田企貴君。 ◆6番(吉田企貴君) まず、総合計画に関してですが、12月定例会の一般質問でもちょっとお話をしましたが、第7次総合計画は人口減少に立ち向かうことを念頭に置かれていたかなと思います。そういう点ですが、これからは減っていくことに順応していく、減ってもやっていける政策というのが重要になるかなと思いますので、具体的な議案が上がって来た段階、もしくは討議課題集が上がって来た段階で我々も考えさせていただきたいなと思いますが、ぜひそういう点は御留意の上で取り組んでいただきたいということを要望申し上げます。 市税収入の見込みでございますが、何が言いたいかと申しますと、辛めにやっておいたほうがいいんだろうということでございます。 例えば、今回、地方交付税に関しましても10%超の増加を見込んでいらっしゃいますし、一方で市債の発行はマイナスということでございますが、今の御説明の中で辛めにしているということですが、例えばウクライナの関係もありまして、燃料費なんかが高騰しております。一方で、日本の物価が上がっていくかどうかが不透明な中ですと、そうしますと固定費や、もしくは経費が上がっていて利益が圧縮されるということは企業において特にございますので、我々が今見込んでいる以上に来年度の景気というのはよくない可能性がありますので、例えばそういうときに思いのほか市税や、もしくは交付税の伸びが見込まれなかったときにどういったことを考えていらっしゃるのか。ある程度見込みがあれば、お答えいただければと思います。 ○議長(石田浩司君) 市長 古川雅典君。 ◎市長(古川雅典君) 今議会の初日に副市長の選任が行われました。佐藤副市長が全会一致で御承認を頂きました。彼は超辛口でございます。辛めの佐藤副市長がおりますので、恐らくこのくらい入って来るだろうみたいな予算編成はしません。したがって、歳入については相当厳しく見ます。それから歳出についても一事業ずつ、恐らく 1,000円単位まで全部チェックするというような状況の中で予算編成を今回掲げていますが、結果、決算を打つと何だこんなに残しているんじゃないかみたいなことを言われますよね。こういうようなことでよくやったよね、よく頑張ったよねということはなかなか言っていただけませんが、状況としては非常に私自身も緊迫して見ております。 ロシアのウクライナの侵攻については非常にこんなことが現在あるのか。まるでテレビゲームを見ているような形でミサイルが飛んで来て行われる。こういうようなところの中ですので、そういう急変が起きたときには6月補正、9月補正ありますので歳入がここまで減るんだったら事業はここまで縮小せざるを得ない。 さきの当初予算のときに大型事業の当初予算編成は市長自ら襟を正すというようなことを行いましたので、掲げた予算であったとしても歳入がないものについては貯金を下ろしてやるのか、借金してでもやるのか、これは必ず市議会の皆さんに問います。もう一つは事業を縮小するのか。この3つの選択肢しかないところで辛め、今回も辛めです。今まで甘めというのは1回もないのですけれども辛めでいきますので、そのときどきの順応については途中の補正予算でしっかり対応する。こういうような計画でございます。 ○議長(石田浩司君) 3番 玉置真一君。 ◆3番(玉置真一君) それでは、5号冊74ページ、76番の駅南市街地再整備事業費についてお聞きします。 この新たな多治見の玄関口、名づけてプラティ多治見でしたか、秋に開業予定ということで、出資会社や床割、それから駅を利用するとペデストリアンデッキとか商業棟、高層マンションの形が目に見えてきました。この視覚的にも進捗が分かるようになってきたプラティ多治見、本年度の11月1日11時にセレモニーが行われるというふうにお聞きしましたが、それでよろしいでしょうか。 ○議長(石田浩司君) 市長 古川雅典君。 ◎市長(古川雅典君) これは多治見駅南地区市街地再開発組合との最終協議ですが、あくまでも目標の期日を明確にしようというようなことで市長から多治見駅南地区市街地再開発組合のほうに提示をしました。今言われましたように本年11月1日午前11時から、いわゆる竣工式、建屋が出来上がったというようなところまで行おうという計画のスタートラインにつきました。ただ、そのときに全ての床に全ての店舗が入ってグランドオープンになる、こういう状況ではございませんので、そのグランドオープンについては年が明けた2023年3月の上旬ぐらいを目標に、今、床面積の割り振り、あるいはテナントの募集、こういうようなことを行っております。 ○議長(石田浩司君) 3番 玉置真一君。 ◆3番(玉置真一君) 今このプラティ多治見に関して床割のお話はお伺いしましたけども、開業までまだまだいろいろなステップが多々あると思います。この建物はもちろん、銅像、モニュメントですか、この大事業を成し遂げた古川市長、それからそれに携わった多くの職員、それを取りまとめた細野都市計画部長の名は後世に語り継がれると思います。このプラティ多治見について改めて意気込み、思いはいかがでしょうか。 ○議長(石田浩司君) 都市計画部長 細野道仲君。 ◎都市計画部長(細野道仲君) ありがとうございます。本当に私自身が都市計画部長に就任してこんな大きな事業に携われるというのは本当に考えもしなかったことです。実際に携わってみまして、本当にスタッフがプロ集団といいますか、物すごくチームワークがよくて、局面局面でいろいろなハードルがありましたが、それを見事にクリアしていきまして、本当にあと1年を切ったところで完成するという中で、その時ここに座っていられないのが非常に残念ですが、ぜひ次の部長にしっかり引き継いで、来年の今頃にはしっかりとプラティ多治見がオープンできるように頑張っていきたいと、最後の1か月頑張ります。(拍手) ○議長(石田浩司君) 4番 城處裕二君。 ◆4番(城處裕二君) それでは、5号冊69ページ、35番の地域福祉推進事業費について、お伺いします。 これまで地域福祉協議会に対して修繕費や賃料に対して補助をしていたのを、今後は事業費等にも補助制度を新設というふうに書いてあるんですが、これについては全く新しいものをつくられるという意味なのか、現状その地域福祉協議会に対しては社会福祉協議会のほうからメニュー事業という形で補助を受けているわけですけど、それを増額という意味なのか。この辺の意味を教えてください。 もう一点、71ページ、57番の中心市街地活性化事業費について、先日、全員協議会において多治見DMOについていろいろとお伺いすることができ、また事業内容等もお伺いしたので大変期待するところであります。3者統合という中で今までやって来たことを減らすのではなくて、さらに進めるという意味でも統合ということで多治見DMOについてはいろいろお伺いしたわけですけれども、この多治見DMOができるに当たって担当課としては経済部、産業観光課ということになるんでしょうけれども、下請けという観点ではなくてどういうふうに行政として多治見DMOと関わりながらやっていかれるとかということの役割分担的な部分でのもくろみについて、この2点についてお伺いしたいと思います。 ○議長(石田浩司君) 福祉部長 鈴木良平君。 ◎福祉部長(鈴木良平君) まず、私のほうから地域福祉協議会の関係についてお答えします。 議員御指摘のように、社会福祉協議会のほうでこの事業補助40万円というのは今やっております。今回、新年度予算を策定するに当たって私どもと社会福祉協議会と協議、相談をいたしましてこの40万円については今回市のほうでやらせていただくと、そのかわりに社会福祉協議会のほうは40万円部分がなくなるかわりに地域福祉協議会の新たな立上げ支援ですとか準備、そういったほうに力を入れていただくということで社会福祉協議会プラス多治見市全体としては助成の拡大、支援の拡大というふうにしようということで、今回こういった措置をさせていただきました。 ○議長(石田浩司君) 経済部長 長江信行君。 ◎経済部長(長江信行君) 新しい組織多治見DMOとの関わりについてですけれども、今まで以上に市からの委託事業、補助事業は続きます。ただ民間のお力をしっかり活用していただいてやっていただくんですが、今以上に各事業、それからイベントについてもお互いが深く入り込んでしっかり連携をして事業を行ってまいります。 ○議長(石田浩司君) 4番 城處裕二君。 ◆4番(城處裕二君) まず、その地域福祉推進事業費については今おっしゃったお話を確認しますと、現場、地域福祉協議会に出されているメニュー事業の予算が上がるという、そういうふうではないということですね。今までどおりで全くそれとは別の新規事業、新規分野もしくは立上げについての予算の増であるというふうでよろしかったでしょうか。 それから中心市街地活性化事業費について、これについても民間でなければできないこと、民間でできること、また公でなければできないこと、いろいろとそのすみ分けというのはあるかと思います。先ほどもちょっと失礼な言い方で下請けみたいな言い方をしましたけれども、やはりその辺きっちり行政として行政でしかできないこと、行政が見極めていかなきゃいけないことというのをそういうすみ分けをきっちりした中で大きな目的に向かってやっていっていただきたいというふうに考えておるわけです。それが大前提となってさらに民間でやる仕事、ボランティア的にやっていることも生きてくると思いますので、いま一度、その辺のすみ分けについてお答えいただければと思います。 ○議長(石田浩司君) 福祉部長 鈴木良平君。 ◎福祉部長(鈴木良平君) 今まで社会福祉協議会のほうでメニュー事業というのをやっておりました。それを市のほうで補助として出すということなので、特に今までやっていたものじゃない、全く別のものということではなくて、基本的には継続をするというふうに考えております。ただし、社会福祉協議会のほうはそのかわりに、今、地域福祉協議会は8地域にございます。目標としては全ての校区、地域に設置をしていきたいということで、もともと地域福祉、地域福祉協議会については社会福祉協議会の仕事の大きなものですので社会福祉協議会を中心に新しい5校区についての地域社会福祉協議会の立上げというところを今後注力していってもらうということで今回こういった措置にさせていただきました。 ○議長(石田浩司君) 経済部長 長江信行君。 ◎経済部長(長江信行君) 市でやるべきことはしっかりやっていきます。中心市街地活性化計画もありますし、観光戦略会議も引き続き市としてもしっかり行っていきます。それ以上に民間の力を活用して、特に今度新しく多治見DMOの運営の責任者になります小口業務執行理事につきましては、今までの実績もありますし事業の推進力もあります。今以上に民間でなければできない事業をやっていただきたいというふうに考えております。 ○議長(石田浩司君) 4番 城處裕二君。 ◆4番(城處裕二君) 内容的にも分かりました。両機構とも個人的にも私いろいろと深く関わりがあるものですから、今回、お伺いをさせていただきました。個人的にも、また地域の力としても一生懸命尽力していきたいと思いますので共にやっていただくことをお願いして終わらせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(石田浩司君) 質疑に徹してください。 5番 奥村孝宏君。 ◆5番(奥村孝宏君) 私は公共交通関係費についてお尋ねします。 4号冊の67ページの右側の欄に 001番の地域公共交通対策関係費、 002番の自主運行バス事業費、 003番の地域内交通運行支援事業費と3つの事業からこの予算が組み立てられているんですけれども、それぞれの事業はホームページなどを見ればいろいろ書いてありますが、改めてここで今回のこの3つの事業の主な内容と、それからこの金額に至った積算根拠を御説明いただけたらお願いします。
    ○議長(石田浩司君) 都市計画部長 細野道仲君。 ◎都市計画部長(細野道仲君) 67ページの公共交通関係費ですが、まず、 001番の地域公共交通対策関係費につきましては 1,816万 3,000円です。これは主に 200円バスの委託料で 1,134万円 3,000円、それから路線バスの利用促進の支援業務委託に 314万 5,000円ということで、おおむね路線バスに関する事業費ということでなってございます。 それから、 002番の自主運行バス事業費の 5,269万 8,000円につきましては、これはききょうバスの関係の事業費です。まず、運行の経費で補助金として計上しておりますが、こちらが 4,100万円強となっています。それから、毎年行っています中心市街地線のOD調査、これの委託料 300万円強、あと自主運行バスは代車が必要ですので、それにつきましてはリースということでそちらのほうが 250万円強ということで自主運行バスに関する事業費ということで計上してございます。 次に、 003番の地域内交通運行支援事業費については、地域あいのりタクシーの事業費でございまして、ほとんどが地域あいのりタクシーの補助金ということで 510万円、予算を確保しているというような立てつけになってございます。 ○議長(石田浩司君) 5番 奥村孝宏君。 ◆5番(奥村孝宏君) 大変よく分かりやすく御説明いただきましてありがとうございました。 それで、今回の全体の予算を見ますと、昨年比として約3割ぐらい減の 7,596万円余になっているわけですけれども、この減の内容というか、どうしてこれだけ大きな減になっているのか教えてください。 ○議長(石田浩司君) 都市計画部長 細野道仲君。 ◎都市計画部長(細野道仲君) 確かに昨年度比 2,800万円ほどの減額ですが、決して住民サービスを縮小したということではなく、一番大きな原因は令和3年度にバスの車両を購入しました。これの予算が 2,260万円ほどありました。それからもう一点、大きな要因としましては、小泉根本のAIを活用したAI(あい)よぶくるバス、これの委託料が県の補助金と合わせて 400万円計上しましたので、こちらのほうがなくなったということで大きな減額になっていますが、住民サービスへの直接的な影響ではないですので御安心いただきたいと思います。 ○議長(石田浩司君) 5番 奥村孝宏君。 ◆5番(奥村孝宏君) 今回はバスの購入がないという大きな目玉があるということが分かりました。 公共交通というのは市民生活の要だと私は思っています。特に地域あいのりタクシーについては私どもが住んでいる地域は路線バスがないものですから、こういったところに頼らなければならないところが大きいのですけれども、この地域あいのりタクシーでは利用者が増えているというふうに聞いています。現に5号冊の中でも16団体、18団体という数字が出ているんですけれども、現在の利用団体と地域あいのりタクシーの予算額の推移、例えば今年、去年、そのもう一年前でもいいですが、分かる範囲で教えてください。 ○議長(石田浩司君) 都市計画部長 細野道仲君。 ◎都市計画部長(細野道仲君) 地域あいのりタクシーにつきましては、令和3年度は14団体ございました。令和4年度は16団体の見込みです。ですが、予算上は目標としましては18団体を目標に令和3年度も令和4年度も組んでおりますので 510万円というのはそういった意味では余裕を持っているということですが、決算額はここまで到達していませんが、予算上は令和3年度、令和4年度と同額でございます。 ○議長(石田浩司君) 7番 佐藤信行君。 ◆7番(佐藤信行君) 1点についてお伺いします。 5号冊66ページ、14番の総務費です。こちらは最重点施策の一つというふうに位置づけられております。情報化技術調査研究費についてなんですが、自治体デジタルトランスフォーメーションにチャレンジできる人財を育成するために対象の職員研修を実施しますといったことなんですが、実際にどういった研修を行われるのか、想定されているのかを教えていただければと思います。 ○議長(石田浩司君) 企画部長 仙石浩之君。 ◎企画部長(仙石浩之君) 研修は大きく分けて2種類考えています。管理職向けには集合研修です。今の情報化の流れ、デジタル化の流れがどういうふうであるかという大所高所から学ぶ研修を考えており、これは一般的です。 そうではなくて、特に今回新たに取り組もうと思っていますのは、各課に配置している情報化推進チーフ、これは実務面で今後もデジタル化の先頭を走ってもらう職員です。彼らのレベルアップを本気で図っていこうというのが今回の目玉に上げた理由です。 具体的には、これはまだ事業者はちょっと今幾つか候補があるのであれなんですけれども、eラーニング、要はネット上でやる研修なんですけれども、 1,000以上のメニューがある中で各自が自由に選びながら最先端のデジタル技術を履修していくという形のものを想定しています。これを想定している理由は、既に情報課職員を中心に何講座かやってみました。そうしたら、非常に分かりやすくて最先端の知識も分かるということで、今それを導入していこうというふうで予算化したところでございます。 ○議長(石田浩司君) 7番 佐藤信行君。 ◆7番(佐藤信行君) 非常に分かりやすいということで各課に所属されているそういった担当者が、それなりのハイレベルの知識を持つことは非常に大切かなというふうに思います。 実際にこのデジタルトランスフォーメーションについては、例えば東京都ですとか国においても積極的に専門的な人材を雇用しているといったところもございますし、あと大手民間企業と連携するといったそういった動きも実際にはございます。そういった民間事業者ですとか、民間のそういう専門的な人材ですとか、そういったノウハウを取り入れて研修でもいいんですけれども、そういった連携をするなりして、さらにデジタルトランスフォーメーションに向けたそういった取組というのは今後されていかれますでしょうか。 ○議長(石田浩司君) 企画部長 仙石浩之君。 ◎企画部長(仙石浩之君) おっしゃるようないろいろなところから人材を呼んで研修していくということはありだとは思っています。ただ、これ手前みそと言いますか、自慢話になってしまうとよくないんですけれども、我が市の情報課の職員、これは専門性が低いわけではなくて相当に高い専門性を持ってベンダーとも互角以上に渡り合っています。最近のニュースあるいは新聞等で地方の自治体は人材が不足していてベンダーの言いなりになっていると、高い価格で契約をずっとさせられているというようなニュースが載っていますけれども、多治見市の今の情報課は本当に年間数千万円単位での値引きというのをずっと交渉の中でやり取りをしています。ですから、もちろん外から新たな知識を獲得することもやりますが、さっきも言いました情報化推進チーフ、要はベースとなる市の職員のレベルアップをこれからも図っていって、その中から今おっしゃられたような最先端のデジタル化等の取組につなげていきたいというのを基本に考えています。 ○議長(石田浩司君) 市長 古川雅典君。 ◎市長(古川雅典君) ちなみに本市の情報課、山崎課長は日本アイ・ビー・エム株式会社を経験して、今、多治見市役所にいるというような実力者でございますので、そういった対等に渡り合うことができるということと、難しい言葉とか問題を職員に分かりやすく解説する、こういった能力をしっかり持っております。 ○議長(石田浩司君) この際、暫時休憩いたします。   午前11時58分休憩     -------------------------   午後1時00分再開 ○議長(石田浩司君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 9番 寺島芳枝君。 ◆9番(寺島芳枝君) 4号冊62ページ、 126番の新生児特別定額給付金事業費と、5号冊70ページ、48番の予防接種費、2つで質問させていただきます。 まず、新生児特別定額給付金事業費です。本年度も事業費が計上となっています。大変孤独な出産をされたお母様方や祖父母の方から、頑張ったから多治見市から御褒美を頂けたみたいだということで、大変喜んでいただいております。来年度に向けても引き続きやっていただけるという英断に大変感謝をいたします。しかしながら、これ永久的なものとしてできないかということを、ちょっとお聞きしたいと思います。恒久的なものにできないかということでお聞きしたいと思います。 ○議長(石田浩司君) 市長 古川雅典君。 ◎市長(古川雅典君) 財源は地方創生臨時交付金です。それを何にどういうふうに使っていくのかというようなことは、役所の中で相当議論をいたしました。 第1回目やったときに、同級生までちゃんとやったほうがいいよということで、12月末で切ったのを4月1日まで延長して、また同じことをやっています。これを恒久的なものにするかどうか、これはこれからの議論です。 今ここで地方創生臨時交付金を中心として財源として行っているのを一般財源として、それをずっと恒久的にやっていくのかどうか、それをやることによって何かの事業は当然スクラップしないと、その財源は見いだすことはできません。 今、今日、ここの時点でイエスまたはノー、こういうようなことは控えますが、十分議論の対象として、子は宝である、そのお金は将来何倍にもなって戻ってくる、こういうような一方の考え方については、私自身も思っております。 ○議長(石田浩司君) 9番 寺島芳枝君。 ◆9番(寺島芳枝君) ありがとうございます。多治見市民病院の産科のほうも延期になっております。そういった中でこの財源があればファミリー・サポート・センターに頼んでサポートしてくださることもできるお金もあるということで、期待をしております。 それから、予防接種費です。子宮頸がんの定期接種化が戻ってまいりましたが、キャッチアップをしていただけるということで、このキャッチアップの25歳というのは9年間の対象者をキャッチアップするということの理解でよろしいかということと。また、期間はどのぐらいの期間やっていただけるのかということと。あと、対象年齢を過ぎた後に自己負担でやった方がおみえになった場合に、そのお金に対しての助成をしていただけるかどうかということについて伺います。 ○議長(石田浩司君) 市民健康部長 澤田誠代君。 ◎市民健康部長(澤田誠代君) キャッチアップについては9年間の方を対象に予定をしております。これも今年からですので、少し状況を見ながらどれぐらいの期間をやっていかなければいけないかということは検討をしなければいけないと考えております。 また、期間を過ぎてから自費で打たれた方につきましては、償還の制度を国のほうで現在検討されていると聞いておりますので、国の通知を待って多治見市でも対応を考えていく所存でございます。 ○議長(石田浩司君) 9番 寺島芳枝君。 ◆9番(寺島芳枝君) 自分で決断をされて打たれた方、また不利益が被らないようにお願いをしたいというふうに思います。 また、周知のほうもしっかりしていただきたいということをお願いして終わります。 ○議長(石田浩司君) 質疑に徹してください。 10番 古庄修一君。 ◆10番(古庄修一君) 5号冊65ページ、6番のふるさと寄附金事業費について、目玉事業となっており、ふるさと納税のプラス部分で 800万円増ということが今回取り入れていただきました。この内容は返礼品とか、また募集内容、こういった方法をしっかり検討するということかなというふうに思います。 ふるさと納税というのは、12月31日をもって締切りということになっているんです。12月は、もうテレビのコマーシャルにふるさと納税ばっかりがばんばん出てくるというような状態でありますが、本市においても 1.5倍に伸びたということを伺ったんですけど、この要因と、その内容についてお聞かせいただきたいと思います。 それからもう一点は、宇宙旅行されました前澤さんが、今、ふるさと納税8億円アイデアというのを打ち出していらっしゃるんですが、これについては各自治体から申込みが結構あるみたいなんですけど、多治見市としてはどのようなことをなさっているのか、申込みをされているのか、されていないのか、こういったところをお聞きしたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(石田浩司君) 総務部長 富田明憲君。 ◎総務部長(富田明憲君) ふるさと納税が増えた要因ということでございますけども、一つは大口の寄附が一つあったこと、それから返礼品の充実等にも日々努めておりまして、それがだんだん評価していただけたということ。それから昨年の12月、ふるさと納税のポータルサイト、今まで1社でございましたが、これを2つに増やしましたので、その影響などが考えられると思っております。 それから、前澤氏のことについては、多治見市は申込みしてございません。 ○議長(石田浩司君) 10番 古庄修一君。 ◆10番(古庄修一君) この前澤友作さんは、ポイントとして町をよくしたいと思う自治体から募集を受けますよということで、実に昨年は 300の自治体があったそうなんです。 150の自治体に7億 5,000万円を配布したということになるんですが、もっとも返礼品は要らないよということを伺っています。 1件については約 500万円が還元されると、返礼品も要らないということですので、ぜひとも市の優秀なスタッフの中で検討していただいて、このまちのすばらしいところをしっかり訴えていただいて、極端に言えば前澤さんにここに来ていただいて陶器をつくってもらって、協力してもらうといったことも必要かなということを私なりに思うわけであります。 また、このふるさと納税については、若林議員が一般質問で詳しくなさると思います。充実したものになるかと思いますが、これについてはよい面も悪い面もあるんですね、一歩間違えれば自治体が破綻すると。というのは、東京都世田谷区では70億円の赤字ということ。それから全国自治体5番目の宮崎県都農町では、あまりにも注文数が多くて1か所でやれなくなって対応し切れないということで、もう1か所に頼んだ。そしたらクレームだらけということで、国から停止命令を食らったということです。 必ず自分の体力に合わないことをやったがためにこういったことになっているから、お金を集めるばかりじゃなくて、誠心誠意なところができなかったかなということも思います。 滋賀県野洲市では、2020年に年間たった 105万円しかなかったふるさと納税が1か月で3億円集まった、最近ですよ。今、止まるところを知らないということで、これはその町の中に宝として、化粧品のブランドSK-Ⅱというのがあったということで、これを加えたことによって3億円が一遍に集まってきたということなんです。 多治見市もしっかりした宝を備えていると思うんです。ですから、こういったところをしっかりと再度検討していただいて、必ず多治見市のためになる、また市民のためになることをお願いしたいと思います。 それから、提案です。 市長、喜ぶか怒るか分かりませんが…… ○議長(石田浩司君) 古庄議員、質疑をしてください。 ◆10番(古庄修一君) 分かりました。1点だけ伝えさせてください。 大阪のパナソニックパンサーズのバレー選手が放つスパイクをレシーブする体験型返礼品があります。 多治見市にはプロボクサーがいらっしゃるので、こういった方にも何かふるさと納税のプラスに結びつくことがないかということも私なりに思いますので、詳しくはまた若林議員から説明があると思います、よろしくお願いします。 ○議長(石田浩司君) 何度も言うように質疑をしてください。 市長 古川雅典君。 ◎市長(古川雅典君) まず前澤さんの関係なんですが、かなり慎重に議論をします。すごくテレビの出場が多くて、とんでもないお金持ちが税務署にお金取られるよりもみんなにあげるぞというやつに、はいはいと入っていくかどうかというのは、多治見市の職員としては相当慎重に議論をする、こういうような考え方でございます。 もう一方、ふるさと納税の成長率とすれば、東濃圏域でいけば土岐市、中津川市が相当著しい伸びを見せています。市長としては今回の伸びは十分だと思っていません。さらに副市長を中心としてふるさと納税の増加にしっかり対応する。まだまだこの地にある美濃焼、あるいはタニカ電器株式会社の電気製品、一時期はアダプトゲン製薬株式会社のものを考えましたが、どうしてもそれは対象にはなりにくいというようなこと。 まだ今、議論の途中なんですが、ふるさと納税の所管課を総務部総務課から一気に経済部に移すことができないのか。ただ、経済部は本当に悲鳴を上げるぐらいの宿題をいっぱいもらっているというような状況です。 しっかりと多治見市として後ろ指を指されない、ルールに基づいたふるさと納税をさらに躍進をしていく、こういうようなことで副市長をトップとして、新年度についても相当大きな前進をしようというようなことで動いてまいります。 ○議長(石田浩司君) 市民健康部長 澤田誠代君。 ◎市民健康部長(澤田誠代君) 先ほどの寺島議員からのキャッチアップの期間についての質疑に対して答弁を申し上げます。 国では令和4年度から令和7年度の3年間としております。 ○議長(石田浩司君) 13番 若尾敏之君。 ◆13番(若尾敏之君) 5号冊71ページ、58番の陶産地地場産業販路拡張対策費についてお伺いします。セラミックバレー協議会事業と書いてありますが、この中で3つの事業が上げられていますけれども、どのような支援を行っていかれるのか。 また、それに対して市民への周知はどのように行うのか。そして、それをどこが、例えば協議会なのか市役所なのか、どちらが行うのかの考えについてお伺いします。 次に、75ページ、85番の消防指令業務共同運用関係費についてお伺いをします。効率化を図るためと書いてありますが、これは今よりよくなるという解釈でよろしいでしょうか。例えば私が住んでいる宮前町は、たしか瑞浪市にもあると思いますが、市民としては今までの感覚で連絡してしまいますが、これはほんの一例として今上げさせていただきましたが、様々な対応に対して問題なくスムーズに行われるということでよろしいかどうかお伺いします。 次に、86番の自動車購入費について、救助工作車を新調するということだと思いますが、今までの救助工作車は下取りという形になるのか。あるいはテレビ等でよく紹介される、海外で使われるというようなことであるのかお聞かせください。 次に、77ページ、 106番、総務、土木、教育費と書いてありますので、どこの課か分かりませんけれども、防犯カメラ整備事業についてお伺いします。今回はこれらの場所にカメラを設置するということですが、これは計画された整備事業の一連の流れの中で、今回この場所をということなのかどうか。各施設に何台ぐらい設置予定でというような計画があるならお聞かせいただきたいと思います。また、今後についてもお聞かせください。 次に、4号冊でお願いをします。 107ページ、商工費、6目の国際陶磁器フェスティバル関連費に 743万 6,000円の予算が上げられていますが、私の感覚としては、国際陶磁器フェスティバルが終わったばかりなのにという思いがあります。これだけの予算がつくということは何かをされるのか、どういう内容かお聞かせいただきたいと思います。 次に、同じく4号冊56ページ、総務費、10節の需用費、 014番の国際化促進事業費についてお伺いします。98万 7,000円について、これは文化スポーツ課となっていますが、文化スポーツ課ですとテラホート市になるのではないかと思います。今、市長が進めておられる中国のキュウライ市は経済部の担当だと思いますが、この予算はテラホート市に関する予算と見てよいのかどうか。 また、こういう感じですと、国際交流は各課で行ってしまうのではないかというふうに思いますが、いかがでしょうか見解をお聞かせください。 ○議長(石田浩司君) 市長 古川雅典君。 ◎市長(古川雅典君) 2点について答弁を申し上げます。 まず、消防の通信指令ですが、いわゆる安上がり行政、人減らし、こういうような感覚は全く持っておりません。5市の首長が協力して今、議論に入っているのは、共同することによって、より市民の皆さんにも利便性が高い、そして役所のためにもなる、こういうようなことについて議論をしようというようなことで行っております。 本来であれば、この事業についてはもう、とっくに終了して動き始めているというようなのが当初の予定でした。途中から岐阜県全県1区で通信指令を担おう。いわゆる岐阜県警察の通信指令台というのは県庁の中にありますよね、県警本部の中にある。あれと同じようなことを消防でもやろうということに途中から横やりが入りました。横やりが入って3年議論したんだけど、1抜けた、2抜けた、3抜けた、結局そういう状況になってしまいました。 そういうようなことから東濃5市については、市民の利便性を向上する、そして消防職員としても、その部分についてはしっかり議論していく。その全体的な議論の会長市として多治見市が選ばれています。場所についてはセンターフォワードである瑞浪市にその拠点を置く。ここまで議論を行っております。 これ以前にも議会の皆さんには十分情報提供していると思いますが、今こういう質問が出るというのは僕はびっくりしましたので、今後これ以降については逐一、どういう議論が行われているのか、しっかり情報提供するように消防長のほうに申し添えます。 2点目、防犯カメラです。事件があってから犯人探しに使える、こういうものではないというのがつくづく分かってきました。犯罪の抑止力、防犯カメラを設置することによって犯罪の数が減少してくる、防犯カメラの数が増えることによって犯罪の数が減る、この相関関係は明らかになっています。 こういうようなことから、さらに拡大をしたいわけですが、予算との兼ね合いがあります。したがって、場当たり的につけているわけではなくて緊急性が高いもの、その次、2番手、3番手、グループがあります。 一方、個人情報保護の関係で多治見市には委員会があって非常に縛りがあります。こういうような兼ね合いがある中で、予算の許す限り犯罪の抑止、市民の命を守る、こういうような中で計画的に防犯カメラの設置を進めています。 ○議長(石田浩司君) 経済部長 長江信行君。 ◎経済部長(長江信行君) セラミックバレー協議会の支援につきましては、事務局としての支援はもちろんのこと事業へのアドバイス、それからイベント時の場所の提供、各事業への補助。先ほども市長から答弁がありましたが、特に令和4年度は信金中央金庫から頂いた企業版ふるさと納税の 1,000万円を美濃焼解剖本の製作の原資として支援をしていきます。 その周知方法につきましては、協議会、事業者、そして行政、それぞれの得意の分野で広く連携して周知を行ってまいります。 それから、国際陶磁器フェスティバル関連費につきましては、多治見市、土岐市、瑞浪市、可児市、岐阜県と協議をしまして、このすばらしい事業が継続性を持って進めていけるように、開催の翌年度から少し時期を早めて募集を開始する。それから今までグランプリ等受賞者のインセンティブ的なものがなかったものですから、今回からそういった受賞者の活動の支援を行っていくと、そういう予定で令和4年度を進めています。 ○議長(石田浩司君) 消防長 加藤 繁君。 ◎消防長(加藤繁君) 市長答弁以外で共同運用のことについてお答えをいたします。 まず、スムーズかどうか。同じ町名が各市にあるといったところに関しましては 119番通報を受けたときに発進地表示という仕組みがありますので、すぐさま立ち上がってくると。その地図を確認して指令員が場所をあるいは情報を取り入れるということで、このあたりに関しましてはスムーズにいくかなというふうに思っております。 市長のほうからも答弁がありましたけども、説明を加えて情報提供に努めていくと、今後とも共同運用の推移に関して説明は加えさせていただきます。 2点目の救助工作車、これですけれども、日本消防協会のほうが取りまとめをしておりまして、国際貢献に当たる寄贈と、いわゆる解体、売却、この2方向について検討しております。 今、ちなみに海外寄贈の申請は日本消防協会のほうに行っているところでございます。 ○議長(石田浩司君) 企画部長 仙石浩之君。 ◎企画部長(仙石浩之君) 防犯カメラについて市長答弁の補足をさせていただきます。 令和2年から令和5年にかけて設置をしていこうという計画になっています。主な設置場所を言いますと、令和2年は児童館等です。令和3年は大規模施設ということで、ヤマカまなびパークとかあるいは公民館等をやってまいりました。今度の令和4年度予算では、調理場とか地区事務所等を検討しております。令和5年にはそれぞれトータルでやってきて、未設置のところを拾っていくという形となっております。 ○議長(石田浩司君) 環境文化部長 若尾浩好君。 ◎環境文化部長(若尾浩好君) それでは、国際化促進事業費について説明させていただきます。98万 7,000円の内容なんですけど、これは多文化共生事業を行っていただく国際交流協会への交付金でございます。 この国際化促進事業としましては、多治見市におみえの外国人のための講座とか、あと市民のための国際理解講座、そういったものに主に使ってございます。 ○議長(石田浩司君) 13番 若尾敏之君。 ◆13番(若尾敏之君) 市長の言っていただいたことは十分理解しておるつもりですが、今回運用についていろいろ疑問点が出たのでお伺いをさせていただきました。 1点だけ、防犯カメラについて。これからやっていくということも分かりましたが、私が心配するのは、これ民間に広げられるかどうかということですね。補助金とかを出したりするということで、民間等への展開というお考えがあったらお聞かせください。 ○議長(石田浩司君) 企画部長 仙石浩之君。 ◎企画部長(仙石浩之君) 市長答弁にもあったように、防犯の特に予防的効果あるいは何か犯罪があったときのそれを検証をしていく効果等々については、効果があるというふうになってきております。 ただ、一方で、やはりアレルギーのある方の存在も無視できないものがあります。ですから、民間でも本当に例えば子どもたちが多く利用する施設あるいは不特定多数の人がたくさん集まるような施設等々への設置については、やはり検討していく価値はあると思っている。今の市の考え方は、市が責任を持って管理している部分については、きちんとやっていく。ただし、民間について何か強制をするとか、そういうような形での広がりを持っていこうということまでは考えておりません。ただ、効果については十分上がってきているという認識はありますので、今後の課題だろうというふうに考えております。 ○議長(石田浩司君) 14番 三輪寿子君。 ◆14番(三輪寿子君) 4号冊 113ページ、5号冊74ページ、76番の駅南市街地再整備事業費について、この問題に関しては玉置議員のほうから非常に評価をするという立場で御質問があったと思いますが、それに水を差すわけではございませんが、新年度11月1日午前11時にオープンイベントということで説明があったかと思いますが、この費用というのは 300万円というふうに聞いておりましたが、それでよかったのかどうか、中身は何に使うのか。現在総工事費、多治見市独自予算の見込み、これも含めてどれだけの額になるのか。 もう一つが、市の保有する権利床、まだ全部埋まっていないというお話でしたが、この見通しはどのようか。この3つについてお尋ねします。 ○議長(石田浩司君) 都市計画部長 細野道仲君。 ◎都市計画部長(細野道仲君) オープニング事業の費用につきましては、市と多治見駅南地区市街地再開発組合がそれぞれ 300万円ずつ出し合って、トータル 600万円の予算の中で今後検討してまいります。 内容につきましては、イベントの委託料であるとか、あるいはメインはイルミネーションですね。プラティ多治見あるいは通路にイルミネーションを施して、大々的に記念事業のイベントを開催するという予定でございます。 事業費につきましては、現在お約束44億円以内でということですが、今ざっと試算しますと 43.78ということで43億 7,800万円、今後工事費を精査していけば、もう少し下がる見通しは持っていますが、いずれにしましてもこのオープニングの費用も込みで44億円は超えないという見通しはちゃんと持ってございます。 それから、床につきましては、先日1月の段階で御説明したとおりでございますが、ちょうど昨日、運営会社の設立の申請登記を法務局にしまして、恐らく1週間ぐらいで登記が完了します。正式に運営会社が立ち上がりますので、今後契約行為がしっかりとできてまいります。4月以降はしっかりと契約を進めていきます。 3階につきましては、クリニック関係で今交渉が進んでおりますし、あとはフィットネスであるとか、そういった住民へのサービス、そういったところを今交渉中でございますが、運営会社が設立した折には本格的に契約までちゃんと結びつけていくというような状況でございます。 ○議長(石田浩司君) 14番 三輪寿子君。 ◆14番(三輪寿子君) 私はちょっと驚いています。多治見駅南地区市街地再開発組合と市で 600万円、相当目立つようなイルミネーションだとかという答弁でしたが、それほど大々的にイベントは必要なのかなというのをちょっと疑問に感じます。もう少しできる限り質素に抑えるべきではないかと。 それと同時に先ほどの権利床、これについては運営会社が正式に設立したので、正式にそれは順番に交渉がもう整っていくという明るい見通しですが、この辺についてはスケジュール的にはおよそどれぐらいまでに確定できる見込みなんでしょうか。 最後に、総工事費用、これは国の交付金も含めて何億円になるのか、その点についてお聞かせください。 ○議長(石田浩司君) 都市計画部長 細野道仲君。 ◎都市計画部長(細野道仲君) まずイベントにつきましては、多治見市始まって以来の本当にビック事業でございますので、これは後世にしっかりと引き継いでいくために市内外に駅の周辺をしっかりとPRしたいという思いで、大々的にしっかりとしたイベントでPRしたいということでございます。 床につきましては、先ほど11月1日には竣工式ということですが、その竣工式が終わった後に内装に入っていきます。したがいまして、その頃には、おおむねの入居者というのは確定しているというふうに見込んでおります。 それから、総事業費につきましては約 199億円ということで、国の補助金、市の補助金、県の補助金、それから多治見駅南地区市街地再開発組合の自己資金合わせて、あと区域外の多治見市の独自の事業も合わせて大体 199億円というような状況でございます。 ○議長(石田浩司君) 16番 林 美行君。 ◆16番(林美行君) 2点ばかり質問をさせてください。 まず最初に、4号冊13ページ、歳入でございますが、12款地方交付税の取扱いについてです。先ほど来、質問もいろいろされておりますが、令和4年度の予算では57億 3,900万円で、令和3年度の予算と比べると5億 5,400万円ばかり増えていると。しかしながら、総務省が出している地方財政対策のポイントから見てみますと、令和3年度当初予算用の財務省の地方財政対策のポイントの中には、地方交付税については当然のことながら増額をするとあって、その結果、令和3年度予算においては交付税は14億 6,000万円ばかり増額になっていると。 何が言いたいかというと、地方財政対策のポイントの中には、令和3年度より令和4年度が 3.5%地方交付税の総額が加算されているという話ですので、もともとが交付税というのは基本的な行政事務を行うための経費を積算して必要な分が交付されるものですので、ここの歳入見積りで国の想定より9億円下げたということは、先ほど若林議員のほうからもありましたが、当年度必要な資金を最初からないものとしている、この考え方は私は大変不都合ではないかと思うところです。 都市基盤整備や働く場所の確保などの経済対策、ほか転換期になる多治見としては国にお金があるうちに必要な事業を行う、ここで10億円のお金があるとすると、最大50億円ぐらいの事業ができるというふうに考えるんですが、そういうふうに積極的に動く時期ではないかというふうにこの数字を見て思うところですが、その辺はいかがでしょうというのが1つ目。 もう一つは、4号冊 104ページ、 038番の中心市街地活性化事業費の 4,113万 6,000円の件です。多治見DMOの組織強化についてとありますけど、多治見DMOの組織強化のお金が中心市街地活性化事業の中にあるということの意味というのは、前の多治見まちづくり株式会社が中心市街地活性化基本計画に基づいてつくられたものであるという点は分かるんですけれど、少しそこのところを多治見DMOの主要な事業のお金に当たるところが中心市街地のところに位置づけられていることの意味を教えてください。この2つです。 ○議長(石田浩司君) 総務部長 富田明憲君。 ◎総務部長(富田明憲君) 地方交付税の予算に関して、地方財政計画で 3.5%増ということでございます。本市の見積りの仕方ですけど、当初予算からという考え方もございますけども、令和3年度の実績に対して地方財政計画の伸びを参考にし、若干の安全率を見るというようなことで額を出してございます。 交付税を多めに見ればたくさん事業ができるのではないかということですが、不確定要素もたくさんございますので、ここを安易にたくさん増やして結果的に歳入に穴を空けるようなことがあっては決してなりませんので、ここはシビアに見積もっている結果の予算ということでございます。 ○議長(石田浩司君) 経済部長 長江信行君。 ◎経済部長(長江信行君) 今回の新しい組織多治見DMOにつきましては、まちづくり、それから観光の2本立てということで、今議員御指摘の5号冊71ページ、57番の中心市街地活性化事業費の中には、多治見DMOのまちづくりの事業、それから72ページ、60番の観光宣伝事業費では、多治見DMOの観光の事業を位置づけております。 ○議長(石田浩司君) 16番 林 美行君。 ◆16番(林美行君) それでは再質問をいたします。 多治見市の健全な財政を支えるための手法であろうと思える安定した金額を少なめに見積もるというのは当然、多治見のやり方としてずっと続いてきているし、それでしっかり事が仕上がっているので、いいかと思うんですけど。多治見は企業誘致とかそういうことを行って固定資産税額が増額になってきている、こういうこともあって、とにかくもう少し考え方を変えなきゃいけない、そういう時期に私は来ていると思うんですが。そういうどんな形で、歳入の構造が変わってきている状態を見ながら、それなりに時代に合ったあるいは多治見の置かれた状態に合わせた財政運営が必要になると思うんですけど、そういうことを考えて地方交付税も当初からちゃんとした事業に使うように私は考えるべきと思うんですが、改めて伺います。 それから、多治見DMOのことなんですが、DMOというのは基本的に観光地域まちづくり法人の略だと思います。これは当然観光というのは広域になるのでまち全体でもあり、春日井市と組むかあるいは東濃圏域と組むかということはあるんですけれども、近隣市との連携ができる状態がどこまで見通しがあるか。 いわゆる今は足元を固めるときだから多治見市だけかもしれないですけど、近隣も同じようにDMOという形の民間の力も活用した新しい取組をして、そういう力を合わせていくという視点はあるんでしょうか。 ○議長(石田浩司君) 市長 古川雅典君。 ◎市長(古川雅典君) まず、予算編成の考え方について、全く真逆のことを6番の吉田議員はさっき言いました。浮かれているととんでもないことが起きるかも分からないから気をつけろという人と、当然のことだから地方財政計画 3.5%プラスだから目いっぱい盛って積極的に予算編成するんじゃないか。議会の中でもいろいろな考え方で言われます。 しかし、けちけちして何もしないということではなくて、一方で健全な財政をしっかり担保する。もう一方で、総合計画に基づいた計画行政の中で、ソフト事業、ハード事業合わせて目に見える幸せ感を提供していく。 途中の9月補正でも12月補正でもかけながら、状況的に大きく落ち込むことがないというようなことであれば、それに見合わせた一般財源を投入して事業展開をしていく。これがこれまでの多治見市流の予算編成の原則、もう一個は総合計画に基づいた計画行政。こういうようなことで行ってきた中で、今回もこういうような提案をさせていただいております。 ただ、結果として、一般会計、特別会計合わせて史上最大の金額の予算編成、派手なところばっかしじゃなくして、例えば精華小学校附属愛児幼稚園の病児保育のスタート、弱い人たちにもしっかりスポットを当てていこう、こういうような中で今回予算編成をいたしました。 また、後の討議課題集を含めて予算編成の在り方について、しっかり議会の皆さんとは議論をしながら、気をつけよう、しっかり引き締めろという人と、今ある幸せ感を早々後世に送らないで、今使って積極的に予算編成するべきだ。このあたりの意見の調整をしながら、これからについてもしっかり議論をさせていただきます。 ○議長(石田浩司君) 経済部長 長江信行君。 ◎経済部長(長江信行君) 近隣市との観光の連携につきましては、今はコロナ禍で少し停滞はしておりますけども、例えばお隣の春日井市、それから東濃5市、可児市、御嵩町の6市1町の東美濃歴史街道協議会、こういったほうで広域で連携をしながら、今後も協力して行ってまいります。 ○議長(石田浩司君) 16番 林 美行君。 ◆16番(林美行君) 多治見市の財政の運営の仕方についてお話は伺いましたが、10億円というのは上手に事業をやれば50億円ぐらいの事業ができる可能性がある。それから国にお金があるときと、ないときというのがあって、国にお金があるときというのは、そのお金を最大限活用することが必要だろうと。さらに多治見は企業誘致をしたおかげで固定資産税の増額という点についてはそれなりの見通しができてきている。今後どんな税収にしていくかということに政策的な努力というのは当然必要になるということで、企業誘致の加速がされるかどうかというのはあるんですが。そういうことを含めると、今の段階でのお金の使い方というのはもう少し積極的でいいんだろうと私は思います。 この件については最初の質問と実は視点が違うわけで、吉田議員の話とも絡むんですけど。今だったらコロナの第7波があるか、収束するかどうかあるいは国際的な流通の問題から発生しているインフレがあって、これで金利上昇が起きる、長期金利が上がった場合に、じゃ、どうなるのか。それからロシアのウクライナに対する侵略で、経済的困難がある可能性があると、こういうリスクが現実にあるわけですので、そのリスクに対してどう対応するかというのは、もう今現在ここにある問題として考えておかなきゃいけないだろうと。 その内容としては、先ほど言われた事業を止めるかあるいは市の貯金を使うかあるいは別の方法を考えるか、そのとき考えていくという話だったんですが。基本的には大事な事業であれば積み立てたお金を使ってもいいし、止めることができる事業であれば止めてもいいしというとこの大本の見通しだけは早急につくっておかなきゃいけないだろうと。それをつくってリスクの管理をした上で、積極財政を行って基盤整備を私はすべきだと。 だから、交付税でそういう令和3年度、令和4年度の数字あるいは市民税の見通しとか様々あるわけですけど、その辺をもう少し安全率を低くしてでも積極的にと思うところですが、いかがでしょうかね。 ○議長(石田浩司君) 市長 古川雅典君。 ◎市長(古川雅典君) 安全率をどこに置くか、このあたりのすごく右に寄ってしまう、すごく左に寄ってしまうというようなところではないと思います。 ただ、ここのところ見ている、特にロシアの侵攻によってウクライナがどうなるのか、それによって原油が止められたらどうなるのか、天然ガスが止まったらどうなるのか。ガソリン価格見ただけでももう、ガソリンスタンドどういうふうになっていくんだろうというぐらい不安要素が非常に高いところになっています。 だから、目いっぱいの背伸びをしないというのが多治見市の伝統です。かといって、お金がもったいないからと、ずっと縮こまって何もしない、そういうようなことではもう絶対に総合計画の議論の中では議論に値をしません。このあたりのどのあたりに置いているかという微妙な中点Mのところで右に振れるのか、左に振れるのか、このあたりの感覚だと思いますが、今回についてはまだ、ロシア、ウクライナの問題が出る前の予算編成ですし、今言ってみればさらに注意をしないといけないような状況になっています。これも何回も申し上げますように、そういうものが全部払拭されて地方交付税がしっかりそれだけ入ってくる、こういうような状況になれば、当然のことながらそれを要りませんなんて返すはずがないですので、しっかり中間年の補正で事業を追加する。あるいは今やっている事業をさらに加速をする。こういうような対応を行ってまいります。 ○議長(石田浩司君) 18番 仙石三喜男君。 ◆18番(仙石三喜男君) 今、林議員から御質問ありました地方交付税について、ちょっと関心がありましたので御質問させていただきます。5号冊48ページに地方交付税の交付状況調が載っていますが、この表からも、ここ4年間 400億円の一般会計の大型予算に基づいて、地方交付税については57億円前後の交付税額になっています。 それに対して、先ほど私も補正予算で質問させていただいたように、令和3年度については大きな上振れがあって、66億円ということで大きな地方交付税依存財源が出たということで私も捉えております。 市長のほうから予算編成の考え方についてお聞きしましたので、ここでは重複しませんが、私も多治見市の総合計画に基づいた計画行政の下にしっかり予算が組まれているということを認識しておりますので、ぜひ期待をするところでございます。 それに鑑みて質問は、こういう状況の中で大きく令和3年度は14億円という上振れがあったことを鑑みまして、令和4年度については57億 3,900万円の当初予算の見込みでございますが、どのような予測をされているだろうか、少し御所見があったらまず聞きたいということで、1点。 それと一つ参考なんですけども、今回、新聞に掲載された東濃5市の一般会計予算を少し切り取って見てみました。その中で今申し上げました交付税の、ただ単純に東濃5市の交付税が歳入に占める割合を少し拾ってみました。そのときの数値が多治見市が13.8%、土岐市が18.8%、瑞浪市が20.5%、恵那市が33.5%、中津川市が25.5%というのが一般会計の中に占める交付税の割合です。これはその市の基準財政収入額、基準財政需要額によって異なるわけでございますが、ここにも依存財源とする地方交付税に占める割合にも差があるんだなということを認識しましたので、総務部長、この辺の違いについて御見解がありましたら、この機会に少しお尋ねをさせていただきます。 2つ目の質問は、5号冊66ページ、12番の新本庁舎建設事業費について、新庁舎検討市民委員会の予算が32万 4,000円、令和4年度もつけられてまして、内容については他市の新庁舎を視察しますということの予算になっています。 本庁舎の問題については、地区懇談会の開催もしていただきました。新庁舎検討市民委員会の中間報告も出ました。川南まちづくりプロジェクトの中間報告も市長のほうにも報告がされている記事も触れさせていただきました。 そして、私どもの本庁舎建設に関する特別委員会のまとめもそろそろまとまるということでお伺いをしている。そういう中で、今後この辺のところについて、どのような御見解をお持ちかなと思います。 また、3月補正予算においては、1億円の基金を積み増しして当初令和4年度の末までに20億円を積み立てるというところに対して、今回補正予算で既に21億円まで積み上がった状況を鑑みまして、今後どのような方向で御議論をされていくのか、この案件から御質問をさせていただきます。 次に、5号冊73ページ、68番の道路改良事業費で、潮見公園の道路計測設計料 1,700万円についてお尋ねをいたします。この 1,700万円については、一部狭小区間を計測して、それに対する測量設計費 1,700万円ということで記入されておりますが、私も潮見公園については、一般質問等で触れてまいりまして、また以前にも多治見市の大型バスを使って、本当にバスも通れるような道であろうかということで実証実験もしていただいた場所でございます。 そのためにも今回の 1,700万円は、私も極めて期待するところの予算でございますが、今後どのような計画でこの予算を遂行されて、どのような目標を置いておられるのか、御見解を示していただきたいなと思います。 次に、5号冊74ページ、75番の緑化推進費について、市街地の緑化と潮見公園の桜ということで予算が立てられておりますが、市街地の緑化については以前からも市街地の緑被率等についての議論がなされてきたことと私も認識をしておりますが、この市街地の緑化については、緑被率を上げるということでの予算構成なのか、どのような内容かお聞きいたします。 ○議長(石田浩司君) 市長 古川雅典君。 ◎市長(古川雅典君) 私からは、本庁舎問題と潮見公園線の2件について答弁を申し上げます。 まず、本庁舎の位置を定める条例の提案の時期ですが、現在の本庁舎建設に関する特別委員会の委員長、副委員長から、3月議会、今議会への上程については極めて難しい、慎重に対応してほしいというような旨の発言が私、副市長、総務部長、それから企画部長、これは公式の場で行いました。 そうすると、次はいつの時期なんだろうか。こういうことについては、さらに本庁舎建設に関する特別委員会の委員長、副委員長、当然のことながら現在の議長、副議長と協議をしながら最短で、最短であれば6月議会であろう、こういうふうに予測をしておりますが、それが機が十分熟しているかどうか、それは議会の皆さんの意見をしっかり聞きながら対応してまいります。 潮見公園線、地元の市議あるいは地元の区長から大変強い要望があります。既に一番上のところにすばらしいモザイクタイルアートの公衆トイレ、みんなが汗をかいて笠原の人たちが造り上げました。今、狭隘な部分がございますので、このあたりを山側を切って谷側に埋める、こういうようなことができないのか。こういうようなことも含めて、地元の市議あるいは地元の区長、こういうような人たちとしっかり協議をしてまいります。 ○議長(石田浩司君) 総務部長 富田明憲君。 ◎総務部長(富田明憲君) 地方交付税についての御質問をいただきました。先ほど御指摘をいただきました5号冊の48ページのところで、令和3年度、見込額が66億円というふうになっております。今年度が57億円ということで大きく減ったように見えますが、これは説明させていただきましたように、この66億円の中には今年度の特別な分として 7.1億円入ってございますので、それを差し引けば通年ベースであれば、これは59億円台ということになります。それに対して、今回57億円の予算ということですので、そんなに差はないということをまず御理解いただきたいです。 ただ、地方財政計画でも若干の伸びを示しておりますので、結果的にこれより増えるということはあるかもしれませんけども、予算としては妥当な額かなというふうに判断してございます。 それから、本庁舎の基金の今後のことでございますけども、20億円という金額は、令和2年度までに達成をいたしておりまして、今回1億円を積むことで20億円を突破して21億円という残高を見込んでございます。 これについては当面の目標20億円と言ってございましたけども、庁舎の建設費が52億円ということで、ずっと御説明させていただいております。その中には駐車場も含んでございますので、駐車場については別の起債が当たることも考えまして、それを除きますと事業費が48億円、それの半分は基金でためたい、残りの半分は借金ということを想定しまして、次の目標を24億円として、今後残り三、四年かけて積み立てていって建設に備えるというふうに計画をしてございます。 他の自治体の交付税ですけども、多治見市13.8%ということでございますが、これは当然財政力の強い自治体は交付税の額が少なくなってまいりますので、総体的に率は少ないということで、多治見市が一番小さな割合というのは理解できる範囲かなと思ってございます。 ○議長(石田浩司君) 建設部長 知原賢治君。 ◎建設部長(知原賢治君) 緑化推進の関係でございます。中心市街地の緑被率というのはかなり低くなっているということで、そこにつきまして公共施設に緑のボリュームを増やしていこうという計画をしているところでございます。 来年度につきましては、池田下水処理場をJRから見た形で桜を植樹する、これジンダイアケボノと書いてございますけれども、ソメイヨシノから樹種変更していくというような形で来年度約8本でございますけども、それを計画してございますし、山吹テクノパークの緑地にハナモモを植栽していきたい。これにつきましては、令和3年度から令和5年度にかけて順次進めていきたいというふうに考えております。 また、潮見公園につきましても、桜50選のうち来年度につきましては91本の桜を設置していくというような計画でございます。 ○議長(石田浩司君) 18番 仙石三喜男君。 ◆18番(仙石三喜男君) まず、潮見公園の設計費についてでございますが、市長から御答弁頂きましたが、ぜひ本当にスピード感を上げていただいて、地元の議員の意見も聞いて、地元の意向も聞いていただいて、ぜひ早く進めていただきたいなと私もかねがね思っていますので、よろしくお願いします。 最近、私も近いもんですから行きますけども、多くの方が来ていただいていると思いますが、なかなかやっぱし大型バス等で入ることは狭小な道では困難かなと思うところでございますので、やはりスピード感を上げてやっていただきたいなと思います。 この件については、同僚議員から一つ提案がありましたので、この機会に御報告します。最近、小学生、中学生の修学旅行で、日光のいろは坂に行くことがないので、潮見公園の坂を上がったいい景色が、いろは坂的なところになって、子どもたちに来ていただけるような、そういうことも含めて御検討していただければありがたいなということで同僚議員から御提案がありましたので、少し申し伝えておきたいなと思います。いずれにしても潮見公園については、スピード感ある対応をお願いしたいということは、よろしくお願いします。 それと、あと緑被率でございますが、今部長の御答弁でいきますと、池田下水処理場等でございましたが、私も以前、御提案させていただきましたけども、なかなか市街地のまちの中の緑被率上げることは大変なことだと思いますし、大きな力、パワーが要ると思いますが、その辺のところについての緑被率のアップということも御検討されているかなと思っていましたが、またそれについて御見解があればお聞きをしたいなと思います。 それと本庁舎の問題については、これから市長御答弁ありましたように最短では6月議会ということでございましたが、私が見ている限りでは、もう本庁舎のインフラは限界に来ているんじゃないかなと私は、あちこちを周りながらまた職員の声を聞きながら思うところでございますので、おおむねの意見は聞いていただいたと思っておりますので、ぜひスピード感を上げてこれもお願いしたいところでございます。 要望事項的なところでございますが、建設部長に御答弁をいただいて質問とします。 ○議長(石田浩司君) 建設部長 知原賢治君。 ◎建設部長(知原賢治君) 市街地の緑被率のアップにつきましては、私ども公共施設については、市が管理しているところがございますので、そこにつきましては施設管理者と協議をしながら、何とか背の高い緑を増やしていきたいというふうに思っております。 また、民有地につきましては、民有地の緑化制度、補助制度を設けておりますので、そういったものをアピールしながら市民の方々に有効に使っていただきたいというふうな政策で進めておるところでございます。 ○議長(石田浩司君) 19番 井上あけみ君。 ◆19番(井上あけみ君) 私は、5号冊71ページ、55番の森林整備促進事業費についてお伺いをいたします。 この農業と林業、ここに3点並んでいるんですけども、その前のところは農業集落排水事業ということで、基本的に農業と林業は、5号冊に1点のみしか出ていないということで、ちょっと残念かなというふうに思っております。 それで、この事業ですけれども、森林環境譲与税を使ってということなんですけども、森林経営管理制度の推進ということになっています。前年度の予算が 1,800万円あって、それから 200万円程度今回減っているんですけども、この森林経営管理制度の推進、これはどの程度進んでいらっしゃるんでしょうか。また、どういう内容なのかということ。 それから、森林経営管理意向調査を生かして全体計画を作成していくということなんですけども、どのようにそういうものを、意向調査を反映させていくのかという考え方ですね。 それから、新たな事業かちょっと疑問なんですけども、市内に移住して林業に就業する方の支援金を交付するということがあります。その金額が幾らなのかということと、その内容ですね。そのような方の見込みがあるのかどうなのかについて、お伺いをいたします。 次に、5号冊73ページ、70番の大薮町交差点改良事業(ラウンドアバウト)費について、用地買収ができたということで完成に向けて動くということなんですけども、以前、現地に視察に伺ったときに、なかなか用地買収が進まなくって、その理由が一部の隅切りみたいな形ではなく、全部の土地を買ってほしいという、そういうことでなかなか折り合いがつかないことでちょっと難航しているというお話だったんですけど、それがどうなったのかということを教えていただきたいんですけど、よろしくお願いします。 ○議長(石田浩司君) 経済部長 長江信行君。 ◎経済部長(長江信行君) まず、森林経営管理制度の内容ですけども、これは森林環境譲与税を活用して林業の面、それから防災の面から民有林をしっかり整備していく制度でございます。 それから、この全体計画ですが、やはり山林の持ち主に今後どうしていくかというのをしっかりアンケート調査をして、それを反映した全体計画を作成していく予定です。 それから、この林業就業の制度ですけども、これ金額は3人の60万円、 180万円を予定しております。これ内容は、岐阜県外から多治見市内にまず移住していただいて、その方がまず半年以上、これ5年間林業に就業していただく、林業関係の企業に就業していただくということで、まず半年経過した時点で、この補助金が交付されます。これは今年度からもう実施をしておりまして、今年度も実績が3人ございます。 来年度も予算3人分計上してございまして、何とか3人分の見込みがあるんではないかなというふうに考えております。 林業の事業者ですが、株式会社山田林業でございます。昨年も3人移住してきていただいて、きちんと雇用をしていただいております。 ○議長(石田浩司君) 建設部長 知原賢治君。
    ◎建設部長(知原賢治君) 大薮町のラウンドアバウトにつきましては、1人の地権者の方がなかなか土地を譲っていただけなかったというところがありましたけれども、用地課の職員が粘り強く交渉した結果、譲っていただけることができたというところでございます。 土地と造成方法につきまして、現状は3方向とも擁壁でぐっと囲んだ形で、かなり工事費がかかったという状況でございましたけれども、それを多少土地を多めにといいますか、四角く分けていただくような形で造成費ものり面仕上げ等として、かなり安く抑えることができたということで、土地はその分増えましたけれども、調整区域の土地でございましたので安価な部分ございましたので、その調整の結果、来年度完成ができるという運びになった状況でございます。 ○議長(石田浩司君) 19番 井上あけみ君。 ◆19番(井上あけみ君) 一生懸命、事業者の方も前向きに動いていただいて、新しいそういう方を3人、今回また3人増えることによって6人の新しい方が、移住者が増えたという理解でよろしいんでしょうか。 ○議長(石田浩司君) 市長 古川雅典君。 ◎市長(古川雅典君) 事業者名、株式会社山田林業、正式にもう僕は言っていいと言いました。現年度の3人と令和4年度の3人はみんな4年生大学の新卒者です。それをリクルートしています。相当お金をかけながらリクルートをして、現年度ということは去年の4月に入った人は誰一人辞めていません。それはだまして連れてきたんじゃなくて、本当に自分が林業をやりたいんだ。そういう勉強をした4年生大学のある意味エリートです。女性もいます。 そんな話があるかよというようなことですが、1回会って励ましてあげてください。令和4年度の卒業生で入ってくる予定者も市長のところに表敬訪問に行きたいということを言ってくれています。ある意味、株式会社山田林業という会社の方針と今の若い学生たちが環境に留意をしたい、緑を守りたい、そういうようなところにかちっときれいにはまって動いているシステムですので、ぜひともこういったところについては、多治見市としては応援をしたい。 なおかつ今まで、ああいった林業の関係のお仕事というのは、県境をまたいで営業に行くことは御法度でした。それを春日井市、瀬戸市、小牧市、こういったところにも積極的に動いているというようなことで、こういったいい考え方がございますので、さらに社長の考え方に共感をする、あるいはそこに入ってきたときのお給料、お休み、服装、そういったトータルで今の大学生はそういうのを選んでいきますので、もっともっとこの事業については応援をして推進をしていく、こういう考え方でございます。 ○議長(石田浩司君) 19番 井上あけみ君。 ◆19番(井上あけみ君) 大変頼もしい答弁をいただきました。実は私も息子が高校のときに進路を選ぶときに、ぜひぜひ林業関係に行ってほしいと言ったら、割と素直な子だったもんですから、そのように言って、結局は今東京で医療関係の仕事をしているんですけども。本当にそういう形で来てくださる方がいらっしゃったということは大変うれしいなというふうに、今お話を聞いて思いました。ただ、そのような方が希望に胸を膨らませて、それが絶望とか失望にならないようなやっぱり支援をしていかなければならないというふうに、私も感じます。 それで、就業支援金ということなんですけども、例えば移住者に対しては住まいについても支援のシステムがあるかと思うんですけども、そういう方が、今言われるような方たちが、その住まいについても支援をしてもらえるようなシステムには、移住者支援ということでなっていたでしょうかということを伺いたい。 それから、先ほどの大薮の件では、地権者のおっしゃるとおりにはならないけれども、購入する面積を増やして何とか交渉にこぎつけたということですね。どの程度なのか、もうちょっと詳しく教えてほしいですけど。お願いします。 ○議長(石田浩司君) 経済部長 長江信行君。 ◎経済部長(長江信行君) この林業就業支援の補助金については、住宅に関しては関係はありませんが、そういう御相談があればいろいろなメニューを、県のメニュー、市のメニューもありますので、そういう相談の体制を整えています。 ○議長(石田浩司君) 企画部長 仙石浩之君。 ◎企画部長(仙石浩之君) 少し補足をさせていただきます。移住者に対するいろいろな支援は、ここ二、三年の中で相当メニューが増えてきました。そのうちの一つが今の林業に従事する方への支援ということです。それ以外にも、例えば覚えていらっしゃると思うんですけど、東京から移住してくる人に対して一定の支援をしていくというのもありますし、また来年度新たに県外から多治見市に入ってくる人への制度化というのが今、検討されています。 その中には、例えば空き家の活用で支援をしていくとか、新たに不動産を取得した方を条件にした支援策とか、いろいろなメニューがあるものですから、今の御質問にあったような方も個別に相談をしていただければ、その方にあった支援策というものを一部の方に提示できるのではないか。全ての方はもちろん無理かもしれませんが、そういうメニューが今出そろってきているという状況です。 ○議長(石田浩司君) 建設部長 知原賢治君。 ◎建設部長(知原賢治君) ラウンドアバウトにつきましては、円形といいますかそういう形での用地のお願いということでしたけれども、それはかなり残地の形が悪くなるという部分もありましたので、それを四角にするような形で、面積としては倍ぐらいになりますけれども、それでも先ほど申したように工事費との相殺の中で、そちらのほうが安価で対応できるというふうに考えて進めたということでございます。 ○議長(石田浩司君) 15番 若林正人君。 ◆15番(若林正人君) 全員協議会なり招集日に今回の予算を見まして、非常にいい予算が組めたんじゃないのかなと実は思っていたわけです。それで市長からも、今回が第7次総合計画3年目、4年目の伏線を張るというイメージ。あと大事なのはアフターコロナのために種をまいておくような事業が何らかあれば、なかなかいい予算じゃないかなと実は思っていたわけです。 ところが、先ほど吉田議員からもあったように、24日突然のウクライナ問題、その前から燃料問題については非常に懸念していたんですけども、ここに来て相当市民生活苦しくなるような感じを持っています。 まして、これは言っていいことかどうか分かりませんが、7月の国政選挙が終わると、しばらく選挙というものがない中で、市民生活がどうなっていくか非常に危惧しているわけです。 総務部長が、せっかくいい予算をつくったんですけど、これ最後まで見届けられない、残念ながら。今回のその後の国際緊張の中で多治見市予算、位置づけが変なことかもしれませんが、どのような思いで。先ほど市長言われました、対応しっかりしていくんだと言われますが、事業を削っては私は残念だと思うわけです。ただ今まで示されてきた財源というのがある中で、うまくやりながらこれだけのことをやっていけるか、やれるはずだとお思いかどうか、それをまず見解を最後にお聞かせください。 ○議長(石田浩司君) 総務部長 富田明憲君。 ◎総務部長(富田明憲君) 今回の予算、第7次総合計画後期計画がいよいよ仕上げの段階に入っていくということで、計画行政を進めるに当たりまして、財政計画も踏まえた総合計画ということですので、歳入に見合った事業しっかり盛り込んでいくと。特に取りこぼした事業はないと思っておりますので、必要な事業をしっかり来年度執行していくと。さらにその翌年度が最終年度でございますので、第8次総合計画の完成に向けて順次進めていくというような予算が、伏線が張れたというふうに考えてございます。 ○議長(石田浩司君) 15番 若林正人君。 ◆15番(若林正人君) これからの総務常任委員会でまたゆっくりお願いします。 歳出でお尋ねします。4号冊60ページ、 002番の企画関係調査研究費 106万 7,000円のところでお聞きしようとは思うんですけれども。多治見市の事業の中にBCPに関する事業がほとんどない。予算がつくような事業がないと思います。そこで、ここのところで企画課のところで聞くしかないんですけども、今回改正案というんですか、対応版が策定されるというお話を聞いております。 私自身としましては、2020年4月下旬に滋賀県大津市で市の職員が新型コロナウイルスに感染しましてクラスターが発生したことで、大変な事態が起きたことは承知しています。そのときの思いをどのように捉えるかだったと思うんです。それは他山の石とすべきを他人事で済ますのか。 本市においては、2020年6月に改定されていますよね、BCPが。そのときに感染症については一切触れられていない。それまでの間、何事もなかったと受け止めればよろしいんでしょうけども、ここに来てやはり一部の、注意していても拡大が広がる時代になりまして、オミクロン株が現状目に見える形で感染者が身近にいらっしゃいます。そうしたときに、ここまで遅れた理由はなぜか、必要なかったのか。企画部長、この辺だけちょっと教えてください。 ○議長(石田浩司君) 市長 古川雅典君。 ◎市長(古川雅典君) 大変失礼な質問ですので、僕言います。詳細は企画部長が言いますが、BCPへの対応というのはとっくに僕たちはしていますよ。とっくにしていますよ。それを分厚い本か何かにしていないからそうやって言われるのは極めて遺憾です。もう出ているじゃないですか、ここの中に。でも議会は動いているんでしょ。議会事務局の課長代理がきちっと仕切っていますよね。 これ以上は失礼ですけれど、本当になっちゃった人いますよ。その部下もなって、その部下もなったときに、役所が止まったかということです。市長がなったらどうするか、副市長がなったらどうするか、これ全部つくっていますよ。遅れているわけでも何でもない。何か今日午前中から違うふうに見ていませんか。僕たちはとっくにBCPなんてつくり上げているのと、それがつくった分厚い本じゃなくして、実際に人がすぐ動けるような体制は既に取っております。 詳細は企画部長のほうからお答えをいたします。 ○議長(石田浩司君) 企画部長 仙石浩之君。 ◎企画部長(仙石浩之君) ちょっと答弁のハードルが上がっちゃいましたけども、今市長が答弁させていただいた意味合いは、今回の新型コロナウイルス感染症で我々十分に学習したことがあります。それは感染者あるいは感染の疑いがある人が出たときに、初動をどうするかによって、もうその後ががらっと変わってしまうということです。初動を間違えれば感染が広がって、今議員が御指摘のような職場が回らないような状況になってしまう可能性が広がります。 その意味で初動を間違えないということは、これは第1波のときから徹底してやってまいりました。それがBCPという形ではなくて、今申し上げたような具体的な動きとして、もうマニュアル化をされていたということでございます。それとは別に、BCPというビジネス・コンティニュイティ・プラン、これを紙としてまとめたのが最近でございます。これはそういったものをまとめなさいと、紙として。まとめなさいというのが県のほうからの指示、指導としてきたものですから、これまでやってきたことの一つのまとめとしてまとめあげたのが1月末でございます。 ですから、もともと自然災害等を前提にした、地震とか風水害を前提にしたBCPはありました。それとは共通する部分もありながら、やはり感染症に特化した部分でということで、今まとまった形のものも持っていますし、もともとの我々の動きとしては初動を間違えない、そして臨機応変に職員配置を工夫して対策を早めに取って鎮火をしていくと、火が燃え上がる前に。そういう体制はずっと第一歩から取ってきたということでございます。 ○議長(石田浩司君) 15番 若林正人君。 ◆15番(若林正人君) よく分かりました。もう既にいろいろできていたものを改めてまとめたものが今度の改訂版で示されたと。もともと皆さんには浸透してちゃんとあった。議会がなかっただけのことですね、それは結構です。 最後に、5号冊71ページ、57番の中心市街地活性化事業費のところでお尋ねをいたします。一般社団法人多治見市観光協会、株式会社華柳、多治見まちづくり株式会社の3法人が統合され、新たに観光、中心市街地活性化の推進組織として、新一般社団法人多治見市観光協会、多治見DMOが設立されるとのことであります。 先日、2月18日の全員協議会におきまして、現場の総指揮を担う最高執行責任者に就任されました小口英二氏から新組織に寄せる熱い思いをお聞かせいただきました。従来の専務理事が今言いました最高執行責任者のCOOに、会長、副会長の名称も理事長、副理事長へ変更とのことであります。 ところで、新理事長には現会長の古川雅典市長が引き続き就任されることのようであります。さきの令和3年第5回定例会11月26日の本会議の質疑の場において、私の質問に対しまして、「来年4月3団体が統合し、新たな組織をつくる。このときには私は勇退します」と市長は明確に発言されたわけですが、これに至った経緯だけでも説明していただきたいと思います。 ○議長(石田浩司君) 市長 古川雅典君。 ◎市長(古川雅典君) 3団体統合した瞬間には、引き続き理事長を担ってほしい。これは3団体からの要望がございました。したがって、時期が変わりますが本年の秋、本年の秋までに私は勇退して後任に理事長をチェンジをする。こういうような形で後任の方についても、今経済界を中心としてお話をさせていただいております。 ○議長(石田浩司君) ほかに質疑ありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕     ------------------------- ○議長(石田浩司君) 次に、議第21号 令和4年度多治見市南姫財産区事業特別会計予算について質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕     ------------------------- ○議長(石田浩司君) 次に、議第22号 令和4年度多治見市土地取得事業特別会計予算について質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕     ------------------------- ○議長(石田浩司君) 次に、議第23号 令和4年度多治見市駐車場事業特別会計予算について質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕     ------------------------- ○議長(石田浩司君) 次に、議第24号 令和4年度多治見市営住宅敷金等特別会計予算について質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕     ------------------------- ○議長(石田浩司君) 次に、議第25号 令和4年度多治見市国民健康保険事業特別会計予算について質疑はありませんか。 14番 三輪寿子君。 ◆14番(三輪寿子君) 4号冊 187ページです。令和4年度の国民健康保険事業特別会計予算ですが、歳入歳出の主な特徴を見ますと、繰入れで大きく基金が1億円投入されています。これの要因については、県への納付金、これが約5%増えている、引き続き保険料の大幅値上げを抑制する、この2点で取り崩したのかどうかということ。 2つ目として、当初予算は1人当たりの平均保険料は1万 4,390円。1世帯当たり1万 3,135円。共に月、約 1,000円台の増ということです。せっかく均等割が2分の1軽減措置をされようとしている流れの中で、基金の活用、一般財源の繰入れ、この考え方について今までとしては災害用に5億円は積んでおかなければならないという答弁がありますけれども、その活用方法。 もう一つが、新型コロナウイルス感染症の影響に伴う国民健康保険料の減免制度の適用、この適用世帯というのが昨年度は 211世帯あったと思うんですが、その制度対応のさらなる拡大についてはどう考えるか。この3点についてお聞かせください。 ○議長(石田浩司君) 市民健康部長 澤田誠代君。 ◎市民健康部長(澤田誠代君) お見込みのとおり負担金が増えているということプラス被保険者の総所得額が下がっていますので、この現状で保険料を大幅に上げることが難しいことを見込みまして、今回基金の取り崩しを行っております。 また、2つ目の一般会計からの繰入れはということですけれども、これは今までどおり繰入れはしないということを守ってまいりたいと思っております。 また、コロナ対策の減免ですけれども、こちらは前年度の所得から何%減っているという方が対象になってきますので、前年度の 211世帯よりも減ってきていることは確かでございますが、制度の対応は国の示された方針に従って行ってまいります。 ○議長(石田浩司君) 14番 三輪寿子君。 ◆14番(三輪寿子君) 次に、5号冊78ページ、6番の保険料賦課徴収事務費に 7,186万円というのが組んでありますが、これは制度改正に伴ってシステム改修に大変大きな予算が措置をされているわけですが、国に合わせてこうやってシステム標準化ということをしていきますと、例えば市の独自減免、そういうことはできなくなるのかどうか、それちょっとお尋ねしたいと思います。 ○議長(石田浩司君) 市民健康部長 澤田誠代君。 ◎市民健康部長(澤田誠代君) 市の独自減免というものは、国民健康保険の関係ではございませんので、例えば重度医療の減免ですとか、そういったものに対応できるように今システム会社と調整をしながら改修を進めているところでございます。 ○議長(石田浩司君) 14番 三輪寿子君。 ◆14番(三輪寿子君) そうしますと、これはより大変なところに光を当ててシステム改修がされるということで、市民サービスの抑制ではなくて、十分それに充てていくということができるというシステム改修なわけですか。 ○議長(石田浩司君) 市民健康部長 澤田誠代君。 ◎市民健康部長(澤田誠代君) 市民の方に御迷惑にならないようにシステム改修のほうを合わせて、こちらのシステムに合わせてもらうようにシステム業者とは相談をしながら対応しております。 ○議長(石田浩司君) 15番 若林正人君。 ◆15番(若林正人君) 久しぶりに時間がありまして、国民健康保険事業の概要というものを、本当にじっくりと読ませていただきました。その前提として、令和4年度、この予算を編成するに当たり、少し確認させていただきたいんですが、平成30年4月より、財政運営の責任主体が変更されるとともに、これまでの市町村に加えて、保険者としての分を県は担ってくれるような基盤が大きくなったわけですね。 そうすることによって何年もたつわけですけれども、保険者としての多治見市、被保険者としての私たち、私も国民健康保険ですが、どのようなメリットが具体的に表れているのでしょうね。ちょっと一回それをもうちょっと教えていただけますか。 ○議長(石田浩司君) 市民健康部長 澤田誠代君。 ◎市民健康部長(澤田誠代君) 医療費の変動は県単位の、資金が県でプールされることになったので、季節の変動や流行するインフルエンザとかなど、医療費の激変に伴う国民健康保険特別会計の現金不足というような考慮の必要はなくなりましたし、多治見市は該当しないんですけれども、赤字の自治体においては救済されたというふうに思っております。 ○議長(石田浩司君) 15番 若林正人君。 ◆15番(若林正人君) もう一点教えていただきたいのは、国民健康保険事業の概要の医療費分析という項目を見ますと、本市のこの国民健康保険事業の中で調剤コストというのは、県平均を非常に大きく上回っている実態が分かります。 確かに年々改善されていることは数字からも分かるんですけど、一番直近の令和2年度を見ますと、多治見市と県平均では1人当たり1万 4,203円の差があるんですね。令和2年度の被保険者数2万 2,700人を掛けてみますと、多治見市は3億 2,200万円、県平均よりも調剤コストがかかっている。これはずば抜けていますよね、ほかのコストに比べますと。 これは、この分をジェネリック医薬品等で抑えるということが、多治見市ではうまくいっていないという現実を表しているのか、この辺についてだけ説明を求めます。 ○議長(石田浩司君) 市民健康部長 澤田誠代君。 ◎市民健康部長(澤田誠代君) 確実に多治見市は調剤の保険料が高いです。これはどういう理由かということは、ちょっと分析まではできていませんけれども、医者の中にもジェネリック医薬品をあまり推奨されないような医者がいらっしゃるということも聞いておりますので、多治見市でジェネリック医薬品を使われる方が少し少ないということは、国民健康保険運営協議会のほうでも少しお話をさせていただいているところでございます。 ○議長(石田浩司君) 15番 若林正人君。 ◆15番(若林正人君) この国民健康保険事業特別会計の中だけの話ではなくて、それは全体の中でも、こういう医療費の抑制策というのは、ずっとできていなくて、私が議員になった頃から、このジェネリック医薬品にしようという、調剤コストを下げようという動きはあったはずで、私も今頃になってこういうのはおかしいと思うんですけど、これはずば抜けて大きい数字なんですね、ほかのコストの比較と比べますと。ぜひここは力を入れていただきたいということをお願いします。 もう一つなんですけれども、特定健診、私たちが特にやらなければならない特定健診ですよ。この率は市の受診率は下がる一方なんですね。この第3期の実施計画のあと2年、令和5年までのようなんですけど、このときの目標率は、現在が三十何%のところ、目指すは国と一緒の60%を目指すと。今、三十何%ですよね、30%ぐらいですよね、受診率。 あと2年間で、正直60%まで何らかの策をお持ちになって対応されるのでしょうか。あくまで数字は数字だから、できないものはできないんで。昔いっとき、ペナルティがあるなんて議論もありましたよね、そういうことはないんでしょうけども。 この辺についてだけ、またどういう対策を取るのかお願いいたします。 ○議長(石田浩司君) 市民健康部長 澤田誠代君。 ◎市民健康部長(澤田誠代君) 確かに令和2年度は、新型コロナウイルス感染症の影響もありまして特定健診受診率は37.2%でございました。令和3年度は、40%は超える見込みでございます。それをもっと上げたいということで、今年度6月定例会で補正予算を提出させていただきまして、ちょっとインパクトがある勧奨をしてくださる業者に委託をして、そちらから今年ダイレクトメールで受診勧奨をしました。 まだ結果として数値にまでは反映されていないですけれども、どういったことで受診率が上がるかということについて、また今後も検討させていただきたいというふうに思っておりまして、目標受診率は既に48%ということで現在は進めております。ちょっと60%は難しいですけれども、少しずつでも上がるように努力をしてまいります。 ○議長(石田浩司君) ほかに質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕     ------------------------- ○議長(石田浩司君) 次に、議第26号 令和4年度多治見市介護保険事業特別会計予算について質疑はありませんか。 14番 三輪寿子君。 ◆14番(三輪寿子君) 5号冊79ページ、11番の総合相談事業費 3,600万円ですね。この総合というのはどの範囲が対象なのかということと、(1)の処遇困難相談等ケース対応指導者というのは、どういう専門職で役割を持った人なのか。(2)の土日等緊急対応ということが書いてありますが、具体的にどういう内容か。 この2点についてお尋ねします。 ○議長(石田浩司君) 福祉部長 鈴木良平君。 ◎福祉部長(鈴木良平君) お答えいたします。 総合相談事業費ということなんですが、これは基本的には地域包括支援センターが行っております相談事業になります。御承知のように地域包括支援センターには、3職種の専門職を置くということで、今までやってきておりますが、やっぱり高齢者の方も増えておりますし、いろいろ課題等も最近増えてきておりまして、相談件数や内容が多様化、複雑化してまいりまして、なかなか地域包括支援センターの現人員の中で対応するのが、だんだん困難になりつつあるという中で、今回、この処遇困難ケース、指導員ということで、6地域包括支援センターがありますが、一応拠点として太平地域包括支援センターに1人増員をする。社会福祉協議会のほうに委託料として出して増員していただく。 この1人の職員が6地域包括支援センター、全体を統括して、特に対応困難ケース等について指導、統括する立場として相談に当たるということで、人員的にも1人増えますので、全体がもう少しうまく回るようになるというふうに考えております。職種としては主任ケアマネジャーの資格、もしくは社会福祉士の資格のある方という専門職を想定しております。 それから、土日の休日対応ですが、こちらも地域包括支援センターでの対応になりますが、今まで通常ですと土日は原則お休みということでありましたが、特に緊急事案については緊急の対応が必要ということで、各地域包括支援センターに電話等での対応、緊急時の対応ができるような形での措置を今回したということでございます。 ○議長(石田浩司君) 14番 三輪寿子君。 ◆14番(三輪寿子君) 今よく報道でも高齢者の孤立化、介護する家族にとっても大変困難であるというような事例が増えていますので、こうした専門窓口というのは大変期待されていると思います。 そこで、先ほど1人プラスということで 500万円計上されておりますが、これは専門的役割を果たしていくためにも、ケアマネジャー、社会福祉士の専門職ということでありますが、これは2人分の金額なのでしょうか。 ○議長(石田浩司君) 福祉部長 鈴木良平君。 ◎福祉部長(鈴木良平君) 1人 500万円。1人分です。職種でいうと、社会福祉士または主任ケアマネジャーを想定しているということです。 ○議長(石田浩司君) 14番 三輪寿子君。 ◆14番(三輪寿子君) それは大変よかったと思います。ぜひ重責を果たしていくためにも、本当に高齢者が安心して暮らせるように、自分も高齢者の部類に入っておりますが、充実していただきたいなということを申し上げて、質問を終わります。 ○議長(石田浩司君) 質疑に徹してください。 ほかに質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕     ------------------------- ○議長(石田浩司君) 次に、議第27号 令和4年度多治見市後期高齢者医療特別会計予算について質疑はありませんか。 14番 三輪寿子君。 ◆14番(三輪寿子君) 4号冊 249ページ、1款の総務費、5号冊79ページ、14番の一般管理事務費の 1,834万 9,000円です。この一般管理事務費の中の説明に、法改正によって現行の1割、3割負担に2割負担が追加ということになっていますが、現役並みの所得3割以外は1割負担だった対象が2割負担になるということで、その対象者というのは何名中何名で何%なのか、お尋ねします。 ○議長(石田浩司君) 市民健康部長 澤田誠代君。 ◎市民健康部長(澤田誠代君) 加入者数は、令和4年1月31日現在で1万 7,143人が加入していらっしゃいます。すみません。対象者については、後ほど答弁させていただきます。 ○議長(石田浩司君) ほかに質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕     ------------------------- ○議長(石田浩司君) 次に、議第28号 令和4年度多治見市水道事業会計予算について質疑はありませんか。 18番 仙石三喜男君。 ◆18番(仙石三喜男君) 5号冊79ページで質問させていただきます。 水道事業会計の2番の老朽管布設替事業で、令和3年度も私の住むまちも老朽管の布設替えをしていただいております。 また、新たにこの予算を見ますと滝呂町十二丁目も、私たちの身近なところでも、老朽管の布設替工事が予算化されておりまして、こういう老朽管工事、なかなか長期にわたり市民生活にも大きな影響を及ぼしますが、いろいろ皆さんから私も言われますが、御説明すると「ああそうか、やってほしいね。安心しますね」ということで安心されるケースが多々あります。ぜひ耐震化を上げる。そして老朽化を防いでいくということを、鋭意的に取り組んでいただいているんだなということを思うところでございます。 そこで質問は、1番の漏水調査業務の関係ですけども、衛星画像の解析により漏水可能性範囲の絞り込みを行い、特定された調査範囲のみを限定的に、路面音聴調査できる方法を新たに取り入れたということで書いてあります。これに対して予算が大きく計上され、 1,600万円つけられておりますが、従来のやり方から大きく変わったのか、もう既におやりになっているのか。少しこの辺について御説明していただければと思いますが、いかがでございますか。 ○議長(石田浩司君) 水道部長 村瀬正一君。 ◎水道部長(村瀬正一君) 今回の衛星を使った漏水調査でありますが、今回は初めてやるものであります。この衛星を使った漏水調査につきましては、昨年度、豊田市が初めて日本で行いました。 JAXAが管理しているだいち2号という衛星があるんですが、だいち2号というのが基本的に地球の鉱物とか恒星の鉱物を調べる、水を調べる、こういった電波を発して探す衛星です。その電波を地上に向けて発射をいたしまして、水道水には必ず塩素が含まれますので、その塩素に反応して色が出るため、場所が分かると。 そこの部分を大体 200メートルの円で、この位置にありますよと表示されるので、そこの部分について、今度は最終的には人間の耳になりますけども、調査をして調べていくということです。 今までですと、大体多治見市内を1周回りますと、4年間で大体1周、漏水調査は回っておったんですが、これでやりますと1枚の写真で全て多治見市内が入ってしまいますので、コスト的にも安く済む。こういうことで、今回はまず取り入れてやってみようということで進めることになりました。 ○議長(石田浩司君) 18番 仙石三喜男君。 ◆18番(仙石三喜男君) これは面白いアイデアで、新しい手法だと思いますので、水の問題は日頃の生活の中ではあって当然だということで、なかなか感じることはないんですが、いざトラブルになると、この水のありがたさを皆さん感じられますし、それと工事をしていると、やはり水というのは大事だなということを認識されますので、こういうことも含めまして、しっかり新たな工法ということも含めて広報をしていただきたいんですが。そういうことも含めて広報なんかをする予定はございますでしょうか。 ○議長(石田浩司君) 水道部長 村瀬正一君。 ◎水道部長(村瀬正一君) こういった漏水調査につきましても、いろいろ宣伝というのもおかしな話ですけれども、多治見市としてこういうことをやっていますよというようなことは、これからも発信していきたいというふうに思っておりますし、水の大切さであるとか、あとは宅内の漏水も増えておりますので、宅内の漏水、そういったものについても注意してもらうようにということは、これからも広報に取り入れたいと思います。 ○議長(石田浩司君) ほかに質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕     ------------------------- ○議長(石田浩司君) 次に、議第29号 令和4年度多治見市下水道事業会計予算について質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕     ------------------------- ○議長(石田浩司君) 次に、議第30号 令和4年度多治見市農業集落排水事業会計予算について質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕     ------------------------- ○議長(石田浩司君) 次に、議第31号 令和4年度多治見市民病院事業会計予算について質疑はありませんか。 16番 林 美行君。 ◆16番(林美行君) 4号冊 345ページに、レディース・小児病棟改良工事費があるが、この中に、いわゆる産科に関してのことは入っていないということでしょうか。その産科というのにどんな取組が、今、されていくのか。コロナ禍で、中西ウィメンズクリニックの中西先生も大変で、岐阜県立多治見病院にはあるわけですけど、どんな対応かということを併せて伺いたいです。 ○議長(石田浩司君) 市民健康部長 澤田誠代君。 ◎市民健康部長(澤田誠代君) 小児科・レディース病棟の改修につきましては、産科を開設するための改修費が含まれております。現在の状況ですけれども、この小児科・レディース病棟自体が、新型コロナウイルス感染症の患者さんの入院の受入先になっておりますので、現状ではちょっと産科の開設は難しいというところでございます。 ○議長(石田浩司君) 16番 林 美行君。 ◆16番(林美行君) そうしますと、新型コロナウイルス感染症の第七波が来ることなく、第六波で収束するというような結果になれば、産科への取組が具体的に進む可能性はあると解釈していいですかね。 ○議長(石田浩司君) 市長 古川雅典君。 ◎市長(古川雅典君) 産科の開設については、医師の派遣が絶対に必要です。現年度も、前の年度についても多治見市民病院、今井院長を通じて、愛知医科大学に面会を何回も申し入れております。 ただ、愛知医科大学自体でクラスター発生、4科が診療停止、こういうような状況がありましたので、今のところは産科の医師を多治見市民病院に送ってください。こういった活動については、ここのところ行われておりません。状況をしっかり見ながら、今井院長を中心として、愛知医科大学にお願いに行く。こういうような状況でございます。 ○議長(石田浩司君) 14番 三輪寿子君。 ◆14番(三輪寿子君) 4号冊 343ページ、経営支援補助金1億 7,000万円とあるが、当初予算の説明資料を見ると、令和4年度に一般会計から繰り入れる5億 4,852万 4,000円の使途ということで、見やすいものがありますが、具体的にもともと政策的医療負担金というのは不採算の部門で、その支出補填というのがされていると思いますが、さらにこれが不足する状態なのかどうかということについて、お尋ねします。 ○議長(石田浩司君) 市民健康部長 澤田誠代君。 ◎市民健康部長(澤田誠代君) 不採算の部門につきましては、政策的医療負担金という形で、例年通り補填をさせていただいております。この経営支援補助金の 1.7億円につきましては、当面の間補助するということで覚書を交わしておりますので、それに従って補助金を出すものでございます。 ○議長(石田浩司君) 14番 三輪寿子君。 ◆14番(三輪寿子君) 今の医療現場は大変逼迫していて、先ほどの答弁のように、なかなか産科開設も医師確保を含めて難しいという現状ではあると思いますけれども、もう少し具体的な使い道、そういうものが分かるようなものを示していただきたいと思いますが、どうでしょうか。 ○議長(石田浩司君) 市民健康部長 澤田誠代君。 ◎市民健康部長(澤田誠代君) 医療現場のほうも大分逼迫していることに加えまして、やはり医師確保の状況ですとか産科開設には至っておりませんが、それに伴う費用といたしまして、経営支援補助金 1.7億円を出すということにしておりますので、具体的なとおっしゃる気持ちはよく分かりますけれども、覚書に従って支出するものでございます。
    ○議長(石田浩司君) 14番 三輪寿子君。 ◆14番(三輪寿子君) 最後になりますけれども、自分の子どもも含めまして、知人の多くがやっぱり地元で安心して子どもを産みたいと。それで、里帰り出産を含めてそういう希望が大変強いですので、ぜひ早期実現、これを期待しております。 ○議長(石田浩司君) ほかに質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕     ------------------------- ○議長(石田浩司君) 市民健康部長 澤田誠代君。 ◎市民健康部長(澤田誠代君) 議第27号 令和4年度多治見市後期高齢者医療特別会計予算での三輪議員からの質疑に対して答弁をします。2割負担になる方の人数でございますが、全体では1万 7,000人ちょっとというお話をさせていただきました。それに2割になる人ですが、大体 3,400人ぐらいです。この方々は年収が 200万円以上の方が2割になります。3割になる方は 388万円以上の方という形になりますので、よろしくお願いします。 ○議長(石田浩司君) 14番 三輪寿子君。 ◆14番(三輪寿子君) これは 200万円以上ということで 3,400人の方々が一気に2倍化するということで、今回、高齢者、コロナ禍でそういった経済的だとか精神的な、そういうところに追い込まれて、受診抑制というのが起きていたことが調査ではっきりしています。 全国でいうと平均20%、2割が一気に2倍になるということですけれども、これを市民健康部長にどう思うかということについてお聞きしても難しいかとは思いますが、感想でもお答え願えますか。 ○議長(石田浩司君) 市長 古川雅典君。 ◎市長(古川雅典君) 市民健康部長が答弁をするには少し、相当酷でございます。お年寄りはみんな1割でいいんじゃないのというのと、金持っているお年寄りだったら、それなりのお金を持っている割合に負担をしてくださいね。これが国策として徹底ですので、その国策に従わざるを得ない。これが、市民健康部長が思っている気持ちだと答弁を申し上げます。     ------------------------- ○議長(石田浩司君) 次に、議第32号 工事請負契約の締結について質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕     ------------------------- ○議長(石田浩司君) 次に、議第33号 工事請負契約の締結について質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕     ------------------------- ○議長(石田浩司君) 次に、議第34号 工事請負契約の締結について質疑はありませんか。 15番 若林正人君。 ◆15番(若林正人君) 3議案の工事請負契約についての感想なんですけれども、昨今この落札率を出していただいて、非常に高い率であります。 一体どういう状況なのかと、執行調書をちょっと確認したところ、なんか3件とも落札不落になりそうな状態だったんですね。要は何者か入札に応じていただいた、もう予定価格を下回ったのが1者ずつしかなかったということですね。 積算はきちんとしたルールの中でされているんですけれども、この状況、3つの事案全てが同じような状況だったことについての担当部長としての見解をちょっとお尋ねしたいんですが。 ○議長(石田浩司君) 市長 古川雅典君。 ◎市長(古川雅典君) 詳細な設計に基づいて詳細な金額を設定した。これが私どもの結論でございます。 ○議長(石田浩司君) 15番 若林正人君。 ◆15番(若林正人君) 今回、この契約の方法として指定競争入札、事後審査型制限付き一般競争入札、これを区分された明確な理由は何でしょうか。 ○議長(石田浩司君) 環境文化部長 若尾浩好君。 ◎環境文化部長(若尾浩好君) これは契約事務執行要領に規定がございまして、建築工事につきましては3億円未満であったので、指名競争入札としております。そのほかの2つにつきましては1億円を超えるということで、その他の工事ということで1億円を超えますので、そこは一般競争入札ということになりました。 ○議長(石田浩司君) 15番 若林正人君。 ◆15番(若林正人君) いい悪いはともかくとして、議第32号については3億円以下だったので、この方法を取ったという答弁で理解した。 ○議長(石田浩司君) ほかに質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕     ------------------------- ○議長(石田浩司君) この際、暫時休憩いたします。   午後2時59分休憩     -------------------------   午後3時15分再開 ○議長(石田浩司君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 次に、議第35号 工事請負契約の締結について質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕     ------------------------- ○議長(石田浩司君) 次に、議第36号 工事請負契約の締結について質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕     ------------------------- ○議長(石田浩司君) 次に、議第37号 市政監察契約の締結について質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕     ------------------------- ○議長(石田浩司君) 次に、議第41号 市道路線の廃止及び認定について質疑はありませんか。 21番 嶋内九一君。 ◆21番(嶋内九一君) ちょっと確認したいんですが、これは昔、林道と呼ばれたところかな。どうですか。 ○議長(石田浩司君) 建設部長 知原賢治君。 ◎建設部長(知原賢治君) 合併当時は町道になっておりましたので、そのまま市道には認定させていただきましたけれども、林道になっていたかはちょっと私、確認ができておりません。 ○議長(石田浩司君) 21番 嶋内九一君。 ◆21番(嶋内九一君) 今、ダンプが走って道がガタガタなんです。となると、道路をきれいに直さなければならんと思うんですよ。すごいお金がかかるね。ダンプが走ってガタガタになっている。あそこは多分砂利を採取していたところだと思うんですよ。あの道幅というのは、昔、あのぐらいの幅ではなかったと思うんですけど、正式にするとなると、やっぱり広げるとか、何らかの改修工事に入らなきゃならんと思うんですが、その点の考えはどうですか。 ○議長(石田浩司君) 建設部長 知原賢治君。 ◎建設部長(知原賢治君) これは八坂鉱山株式会社がやってみえたところというような認識をしておるんですけれども、これにつきましては、合併前に地元と八坂鉱山株式会社の関連会社との中で協定を締結しておりまして、簡易的な修繕等は行うというふうになっておりまして、それが今も継続になっております。 おっしゃるように本当にガタガタな部分もございますので、そういった部分につきましては、事業者のほうに修繕等のお願いをしていくということで、これをきれいな道路にするということについては、今のところ考えておりません。 ○議長(石田浩司君) 21番 嶋内九一君。 ◆21番(嶋内九一君) 認定していただくとありがたいと思うんですが、そうなると管理していかなきゃならんですね。となると、今、ダンプなんかが走っておるとガタガタで、直してもまたガタガタになるような気がしてならんですよ。とにかくひどい道ですよ。 それまでは大丈夫だったんですけど、ダンプが走るようになってから、すごい。だれもあそこはほとんど通らない。砂利の採取が済んでからでもいいような気がしてならんですけど。どうせガタガタになっちゃいますよ。だけど、そういったことも含めて上程されたと思ってもいいのかな。どうですか。 ○議長(石田浩司君) 建設部長 知原賢治君。 ◎建設部長(知原賢治君) これ、5号冊92ページにございますが、今現在も市道認定がされておる道路でございます。それを認定し直すというような形で、路線が複雑な形状でございましたので、2本道路があるんですけれども、これが1本の市道番号というところでしたので、これを2つの路線に認定し直すというような議案でございますので、市道認定につきましては以前から市道認定されているという状況でございます。 ○議長(石田浩司君) ほかに質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕     ------------------------- ○議長(石田浩司君) 次に、議第42号 市道路線の廃止及び認定について質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕     ------------------------- ○議長(石田浩司君) 次に、議第43号 市道路線の廃止及び認定について質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕     ------------------------- ○議長(石田浩司君) 次に、議第44号 市道路線の廃止及び認定について質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕     ------------------------- ○議長(石田浩司君) 次に、議第45号 市道路線の廃止及び認定について質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕     ------------------------- ○議長(石田浩司君) 次に、議第46号 市道路線の廃止及び認定について質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕     ------------------------- ○議長(石田浩司君) 次に、議第47号 市道路線の廃止及び認定について質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕     ------------------------- ○議長(石田浩司君) 次に、議第48号 市道路線の廃止及び認定について質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕     ------------------------- ○議長(石田浩司君) 次に、議第49号 市道路線の廃止及び認定について質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕     ------------------------- ○議長(石田浩司君) 次に、議第50号 市道路線の認定について質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕     ------------------------- ○議長(石田浩司君) 次に、議第51号 市道路線の認定について質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕     ------------------------- ○議長(石田浩司君) 次に、議第52号 市道路線の認定について質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕     ------------------------- ○議長(石田浩司君) 次に、議第53号 市道路線の認定について質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕     ------------------------- ○議長(石田浩司君) 次に、議第54号 市道路線の認定について質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕     ------------------------- ○議長(石田浩司君) 次に、議第55号 市道路線の認定について質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕     ------------------------- ○議長(石田浩司君) 次に、議第56号 市道路線の認定について質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石田浩司君) これをもって質疑を終結いたします。     ------------------------- △委員会付託 ○議長(石田浩司君) ただいま議題となっております、承第1号、議第1号から議第19号まで、議第20号所管部分、議第21号から議第37号まで、及び議第41号から議第56号までは、お手元に配付いたしました議案付託表のとおり、所管の常任委員会へ付託いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議第20号所管部分は、お手元に配付いたしました議案付託表(案)のとおり、本庁舎建設に関する特別委員会に付託したいと思います。これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石田浩司君) 御異議なしと認めます。よって、議第20号所管部分は、議案付託表(案)のとおり、本庁舎建設に関する特別委員会に付託することに決しました。     ------------------------- △第59 休会期間の決定 ○議長(石田浩司君) 日程第59、休会期間の決定を議題といたします。 お諮りいたします。議事の都合により、明日から3月14日までの12日間は休会したいと思います。これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石田浩司君) 御異議なしと認めます。よって、明日から3月14日までの12日間は休会することに決しました。     ------------------------- △散会 ○議長(石田浩司君) 以上をもって、本日の日程は全て終了いたしました。 本日はこれをもって散会いたします。   午後3時23分散会     ------------------------- 上記会議の顛末を記録し、相違なきことを証するためここに署名する。  令和4年3月2日               多治見市議会議長   石田浩司               多治見市議会議員   玉置真一               多治見市議会議員   城處裕二...